PageTopButton

地元の海の食材を五感で楽しむ特別な旅【海と日本プロジェクトpresents海とつながることこと列車】を開催しました!

海と日本プロジェクト広報事務局
2024年8月7日、21日、28日、9月4日 【福岡県田川郡、行橋市開催】

一般社団法人海と日本プロジェクトinふくおかは、福岡県の海産物を列車の中で美味しく頂きながら、海の環境について考えていただくイベント【海と日本プロジェクトpresentsことこと列車】を実施しました。 このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。




イベント概要


開催概要:
平成筑豊鉄道株式会社、行橋水産株式会社との連携で海プロ特別コラボのキッチントレインをプロデュース。夏休みを含めた8~9月に全4回のツアーを実施しました。
博多駅を出発、金田駅にバス移動し、ことこと列車に乗車。3時間列車にてフレンチを提供。今回新たな取り組みとして、途中下車した駅で列車内の食材をマルシェにて販売。また、行橋駅で下車後はバス移動して行橋水産へ。社長による豊前海の漁場について講演、旬のハモの骨切り実演。その後今が旬なお魚を手に取りお買い物いただき、最後は博多駅まで戻ってきて解散しました。

日時:
8月7日(水) 、21日(水)、28日(水)、9月4日(水)
募集人数:各便36名(定員)
企画・運営:一般社団法人海と日本プロジェクトinふくおか

<プログラム>
4便共通スケジュール
8:30   博多駅出発
10:30~ 金田駅より「海とつながることこと列車」出発
12:52~ 一時下車「油須原マルシェ」
13:52~ 行橋駅着
14:15~ 行橋水産 豊前海の海洋環境についてトークショー、市場見学会
15:15~ バス出発
17:00  博多駅着・解散

海と日本プロジェクトpresents 海とつながることこと列車について       


「地元の海の特徴」を知ってもらうことを目的に、全4回ツアーを開催。海と日本プロジェクトの趣旨に賛同頂き、海の食材も多く採り入れたコラボ列車が実現しました。
世界的に有名なミシュランシェフ「福山剛シェフ」監修のオリジナルメニューや、行橋水産の末松社長のトークショーの実施、冊子や列車内のオリジナル制作物の作成など、地元の海について食を通して興味、関心を持ってもらうために様々な工夫を凝らしています。
列車内の冊子は、列車内で提供したメニューに使った魚、豊前海の現状を知ってもらう学びの深い内容で制作し、参加者に配布しました。

オリジナルメニューの考案


福岡市内の人気レストランでアジアのベストレストラン50にもランクインした「Goh」の福山剛シェフが監修した特別メニューを考案。
福山シェフ監修のコースメニューの中には地元福岡県産の海産物を使用。オリジナルデザートには、瓶や蓋にも海と日本プロジェクト仕様の特別な装飾を施しました。
タコやハモやウニなど、地元の旬な海産物を沿線の食材と一緒にアレンジ。また、今回のメインの1つには豊前海の真鯛を使ったパイ包みを提供し、豊前海でよく獲れるという「コショウダイ」については列車の中で現状についてもお話があり、参加者の皆様は耳を傾けていました。

【コース内容】
・福岡県豊前市産ゆず酢使用 海流を表現した二層の海ソーダ ~海と日本プロジェクト特別ウェルカムドリンク~
・ことことボックス ~9つの市町村の想いをこめて~
・地元産かぼちゃのムース ~Gohのオープンからのスペシャリテ
・鯛のムース パイ包み焼き アメリケーヌソース ~豊前海の恵み~
・あわびのリゾット 椎茸と焦がしバターのエスプーマ ~筑豊の山並みとボタ山~
・海のワンカップパフェ ~沿線に夏が来た~



海とつながることこと列車 オリジナルの制作物                      


<オリジナルの制作物>
・ことこと列車仕様の横断幕、のぼり
・乗車券
・乗車駅のフォトスポット
・ランチョンマット
・前菜を包む手ぬぐい
・乗務員のエプロン
・車内冊子
・オリジナルのコースメニュー

デザインにはカラフルスムージーでお馴染みNONCHELEEE氏のイラストを採用。乗車券、フォトスポット、ランチョンマット、手ぬぐいと思わず写真を撮りたくなるインパクトのあるデザインで統一しました。
車内冊子は今回のツアーの協力していただいた行橋水産、簑島漁業協同組合の協力の元、豊前海の現状や漁についての説明、メニューを考案したシェフの想いなども記載。資源を増やす、資源を活かす取り組みとして牡蠣殻を利用したアサリ復活事業への取り組みなど興味深いエピソードがたくさん掲載されています。



ツアーの中に体験型の学びを!


ツアー中の海と日本プロジェクトとしての学びのポイントは3つ。
1.列車内での行橋水産・末松社長のトークショー
2.油須原で列車内で提供したお野菜やゆく鴨米など環境に優しい地元食材の販売
3.行橋水産で市場の見学、鱧の骨切マシーンの見学、旬な鱧、車エビの踊りの試食

まずは列車内での末松社長のトークショー。豊前海で獲れなくなっている魚について、海水温の上昇が原因の一つというお話がありました。ただ水温が冷たいところに移動するという単純な話でもなく、潮の流れや予期せぬ魚たちの移動もあるようで、獲れる魚種が大きく変わってきているようです。参加者の皆様も大きく頷きながらお話を聞いていました。
そのうちに油須原駅で途中下車。列車の中で提供したゆく鴨米や新鮮な地元食材を実際に手に取ってお家でも味わってもらうようマルシェを開催しました。
山川海の繋がりを説明し、とても綺麗な川の水で育った地元食材はお客様に大好評で毎回完売となりました!

ことこと列車下車後は豊前海にある行橋水産に移動。社長自ら隣接する市場で講演をしてもらい、その後市場を見学。-30度の魚用の冷凍庫の中を特別に体験!参加者からは「眼鏡が凍るー!」と庫内の寒さに驚きの声が聞こえました。卸業者さんは冬でもこの冷凍庫に入って作業をしているとのことで、大変なお仕事だと伝わります。その後は生簀、鱧の加工場の順番で見学しました。
講演ではかつて名産だったアサリが全く獲れなくなっていること、海流や海水温など色んな要因が重なって収穫できる魚種が変わってきていることなどリアルな課題を知ってもらうことができました。

鱧の加工場では骨切の機械を見学。ことこと列車のコース料理にも使われていた豊前海の名産で高級魚である鱧。
骨がかなり細かいため、熟練の技で骨切りする必要があり、捌ける料理人がいなくなってきているため職人離れに歯止めをかける対策になっているそうです。実際に捌いたばかりの新鮮な鱧を試食。
また漁獲量は減っていますが、行橋で人気が高い高級な車エビの踊りを試食させていただきました。
美味しいだけでなく、ツアーを通して地元の海の現状を学んだり地元ならではの体験をすることができ、参加者の皆様も最後は新鮮な魚をお買い物して博多駅へと戻りました。


参加した方からの声                          


参加者
水産加工場、市場の見学は初めてでした。美味しいフレンチを頂いた後に、大人の社会科見学のような体験ができ、より食材のありがたみを感じました。お家に帰って家族にも食べさせてあげたいです。
海とつながるとはどんなツアー内容かと思っていましたが、海の環境についても教えてもらいながら、美味しいフレンチをいただき楽しいツアーとなりました!新鮮なお魚を試食できて最高!このお魚が食べられる海を大切にしていかないとと思いました。

<団体概要>
団体名称:一般社団法人海と日本プロジェクトinふくおか
URL:https://fukuoka.uminohi.jp/
活動内容 :福岡の海を未来につなげるために、地域の企業・団体と連携し、イベントや放送を通して海のことを考えるきっかけをつくり、行動する人を増やすための活動に取り組んでいます。

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう

この記事を書いたひと

PR TIMES

homePage

上場企業の43.52%(1,680社/3,860社)が利用する現在シェアNo.1のプレスリリース配信代行サービス。