福岡地域別! ホンネで答える「わが町が誇れる有名人」
北九州、筑豊、福岡、筑後、それぞれの地域で「地元出身の誇れる有名人はいますか」と調査。果たして、誰が1位に輝くのでしょうか。
さらに、後半は“あの”超大物有名人への出演オファーにも挑戦!
北九州地域が誇れる有名人
「バドミントン選手の潮田玲子さん」、「リリー・フランキーさん」、「原口あきまささん」、「舛添要一さん」など、北九州地域ではスポーツ選手からお笑い芸人、政治家まで、個性豊かな有名人を数多く輩出していることがわかりました。
このほか、俳優の高倉健さんや漫画家の松本零士さんなども登場しました。そして、最終的には、5位「リリー・フランキー」、4位「光石研」、3位「今永昇太(プロ野球選手)」、2位「原口あきまさ」という集計結果が。栄えある1位に輝いた有名人は……!?
2位の2倍以上の票数を獲得し、圧倒的な差を見せつけたロバートの秋山竜次さんでした。
しかし取材陣は、テレビタレントとして活躍し、現在は中間市の市長を務める福田健次市長の名前があがらなかったことが気になりました。そこで、市長を直撃して結果を伝えたところ……。
「中間市でインタビューしなきゃ」との返答が。さらに「中間市の“けん”と言えば?」で名前が挙がるはずだと自信満々です。
そこで、真相を確かめるべく中間市で再調査。しかし出てくるのは「高倉健」さんの名前ばかり。そう、高倉健さんも中間市出身なのです。
さらに、「福田健次さんは思い浮かびましたか」と聞いてみると「有名じゃないしね」「健ちゃんはちょっと……思い浮かびませんでした」との回答が。
調査結果を市長本人に伝えると、返ってきたのは「自分は又の名を高倉健と言う」という驚きのひと言でした。
筑豊地域が誇れる有名人
筑豊エリアでは「嘉麻市出身の瀬戸康史さん」「IKKOさん」「お笑い芸人のバカリズムさん」など、さまざまな声が。そんな中、1位に輝いたのはバイきんぐの小峠英二さんでした。
ちなみに、5位にランクインした井上陽水さんの出身地・糸田町では、午後5時を知らせる防災無線に井上陽水さんの曲が使われています。担当者に話を聞いたところ、春は「新しいラプソディー」、夏は「夢の中へ」、秋は「帰れない二人」、冬は「いっそセレナーデ」と、四季に合うものを選曲しているとのことでした。
しかし、取材陣は北九州地域と同様に気になることが。それは、筑豊出身のお笑い芸人・土居上野の上野聖和の名前が挙がらなかったこと。そこで、地元の鞍手町なら名前が出てくるのか、「クラテの王様だ」と豪語する上野本人が検証してみました。
出てくるのは「漫画家の次原隆二さん」「DA PUMPのKENZO」さんなど。上野聖和の名前どころかコンビ名すら挙がりません。
それどころか「土居上野は知っている」と答える人の中には「土居さんじゃないほう」として、上野を認識している事実も発覚。
そこで、今度は上野の実家にほど近いスーパー「KAWASHOKU」で調査をしてみます。
すると「エイコちゃんとこのお孫さん」と声をかけられる事態に。なんと、実家近くでは上野本人ではなく上野のおばあさん(エイコちゃん)のほうが有名人でした。
「このままでは終われない」ということで、母校の鞍手高校では「筑豊の誇れる芸人と言えば?」で質問を絞って再調査。さらに、所属していたサッカー部の後輩にインタビューします。“ド”がつくほどのホームグラウンドで、果たして名前は挙がるのでしょうか。
ロケ開始から8時間、取材人数は32人――。ところが、ようやく出てきたのは同じく鞍手高校出身の相方・土居の名前。いよいよこれまでかと思ったとき……!
恩師の金田先生に出会いました。改めて、金田先生に「筑豊の誇れる芸人と言えば?」と尋ねると……「土居じゃないですか」との答えが。結果、上野聖和は「クラテの王様」ではありませんでした。
しかし、ロケ後のアンケート調査では「上野聖和」と答えた方が1名だけいたそうです。
筑後地域が誇れる有名人
筑後地域では「田中麗奈さん」「吉田羊さん」「黒木瞳さん」など、たくさんの名前が。その中でもダントツ1位に輝いたのは久留米出身の「松田聖子さん」でした。
松田聖子さんは地元を愛してくださっていて、母校の荒木中学校に煉瓦造りの校門を寄贈。門の裏には「蒲池法子」と、本名が刻まれています。
さらに、2位の藤井フミヤさんはなんとチェッカーズ全盛期に実家を開放していた時期がありました。アルバムを見せるなど、今では考えられない“神対応”が、当時は話題になったようです。
福岡地域が誇れる有名人
「博多華丸・大吉さん」「橋本環奈さん」「浜崎あゆみさん」など、福岡地域ではたくさんの名前が次々に飛び出し、かなり票が割れる事態に。
そんな中、老若男女から最も名前が挙がったのは「タモリさん」でした。
そこで、無理を承知の上でタモリさんに番組出演をオファー! やってきたのは「似すぎなタモリモノマネ」で大ブレイク中のジョニー志村さんです。
タモリ? ジョニー志村? どこまでやったらバレる!?
せっかくなので、“ジョニータモリ”がどんなに悪ふざけをしてもZ世代にバレないか検証してみる緊急企画を実施。ターゲットになったのはLinQの有村南海(16歳)です。彼女には「タモリさんと共演してもらいます」と伝えて、ロケが始まりました。
仕掛けレベル1:本物のタモリ情報を話す
まずは、春吉橋で検証。ジョニー志村の喋りで「父親の名前がたまたま春吉だった」「春吉橋の文字はオレが書いた」と、本物のタモリ情報を話します。
続いてやってきたのは、本物のタモリさんが好きな「吉塚うなぎ屋」です。もちろんジョニー志村が吉塚うなぎ屋を訪れたのは「初めて」。そんなことは露知らずの有村は……。
「タモリ」と信じている様子。
仕掛けレベル2:登場時にMステのテーマ必須
そこで、仕掛けレベルをアップ。車から降りるときにはMステのテーマソングを流し、ダミーでもマイクを持つと落ち着くという設定を投入します。
さらに、ロケ中でも空耳に敏感になるという奇行も飛び出しました。2023年3月に惜しまれつつ最終回を迎えたバラエティ番組「タモリ倶楽部」内で人気だったコーナー「空耳アワー」を模したものだと思われますが、有村には伝わっていない模様です。
仕掛けレベル3:仕掛けレベルMAXでいろいろ投入
最後の舞台は、うきは市にある老舗旅館「筑後川温泉 清乃屋」です。美肌の湯として有名な、筑後川温泉の露天風呂付きの部屋(1泊2食付・1人2万6400円)を案内。なんと、ここでは本物のタモリポスターに遭遇するという想定外の事態に!
すると、有村はポスターとジョニータモリを見比べて違いを指摘。ついにバレたかと思いきや「どっちが本物っぽいか」尋ねると、ジョニータモリのほうを選び、ひとまずはセーフです。
続いて、お食事も堪能。「うまいね」しか言わないという「食レポ一辺倒」で仕掛けてみるも、まだまだセーフの様子です。
ジョニー志村自身の持ちネタを披露するなど、やりたい放題です。
最後に、ジョニータモリから「2025年2月に福岡でものまねライブを開催する」という告知が飛び出すと、たちまち有村の表情が変わります。
ネタバラシをすると「おかしいと思ってた」「ジョニー志村のことは知らない」と言う有村。「Z世代は本物もニセモノも知らない」という結果がわかりました。
あなたの住む街の誇れる有名人は誰ですか?
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