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JAふくおか嘉穂 青壮年部岡松侑希さんのあまおう 堀加寿美

JAふくおか嘉穂 青壮年部、飯塚市安恒で株式会社みゆきストロベリーファームの代表取締役として活躍している岡松侑希さん(35歳)をご紹介します。

曽祖父の代から代々いちごを作ってこられて約50年。半世紀前の当時はいちごを木箱に入れて飯塚から北九州まで馬車で運んでいたそうです。幅6~7m奥行60~70mほどの広々としたハウスが19棟。高設栽培で年間20トン以上もの「あまおう」を出荷しています。

真っ赤に色付いてぷっくり太ったあまおうたちがちらほら♫採れたてのあまおうを食べると、甘みと酸味のバランスが絶妙でした♡

 

 

 

やはり今年は暖かいので例年と比べると10日ほど早い成長なんだそうです。

岡松さんは、いちごだけでなく、お米と麦も生産しているので田植えや作付け、収穫時期などが一緒のタイミングになるととにかく回すのが大変なんです。岡松さんのお母様と奥様、そして社員さんやパートさん研修生を受け入れて日々生産しています。

 

 

元々、岡松さんは、農家を継ぐ意思はなく就農する前は大学生活を過ごしていました。教員免許を取得して先生になろうと思っていた20歳の頃、お父様がご病気で他界されたことをきっかけに飯塚から大学に通いながら農家を継ぐことになったそうです。就農した当初から目標売上1億円目指し、3年前にご自身で法人化して規模も大きくなりました。

 

岡松さんにこの地域のあまおうの作り方のこだわりについて特徴を伺うと、教科書通りの作り方をしてもダメ、福岡県南部のいちご農家さんと比べると考え方もやり方も違うだろうとおっしゃいました。というのも、飯塚地区は厳寒期になると早朝の気温がマイナス6度になったり、雪に覆われてハウスに全く陽がささない日もあったりと育て方も一味違います。

ポイントは葉の高さ!葉の高さを大きくグインと伸ばして育てる。

 

 

岡松さんは、この育て方を「イケイケ」と呼ぶそうです(笑)

同じ福岡県内でも地域によってあまおうの育て方が違うことも初めて知って驚きました!

そんなイケイケであまおうを育てる岡松さんに今後の展望を伺うと、これからは地域の若い人たちが働いてくれるような形を作っていき、就農した20歳の頃に掲げた目標、売上1億円を目指して日々励んで行きたいとお話してくれました。岡松さんのさらなる活躍に期待しています!!

 

 

 

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