福岡県内で4店舗を展開する「肉最強伝説」。肉のエンターテイナー・キクリンの裏側に密着！

福岡県内に4店舗を展開する肉料理専門店「肉最強伝説」の密着企画第2弾。今回は、肉のエンターテイナーとの呼び声高い、キクリンさんの素顔に迫ります！

「肉最強伝説」の看板メニュー「篠栗ステーキ」

県外からわざわざ訪れる人も多い「肉最強伝説」。ウリは、目の前で焼き上げる鉄板料理です。ダントツ人気は「篠栗ステーキ」（200g・2,189円※ランチにはご飯、おかわり自由のスープ付き ※ランチメニューは日祝以外）。
 

焼き石で自分好みに仕上げる食べ方も好評で、800gペロリと平らげる人もいるとか。
 

オリジナルの「ガーリックバター」もステーキと相性バツグン。まさに「飲み物」と思うくらいパクパクと食べられちゃうのです。

 

肉の最強エンターテイナー・キクリンのこだわり

そんな伝説を作り上げているのが、肉の最強エンターテイナーである菊川研治社長。通称・キクリンです。
 

肉へのこだわりは半端なく、「冷凍肉は使用せずにチルド（低温冷蔵）仕入れ」「ステーキに使用するのは牛一頭から1kg程度しか取れない希少部位のサガリ」「肉の声を聞いてタイミング良く焼き上げる」など、徹底しています。

もちろん、こだわるのは肉だけではありません。キンキンに冷えたジョッキを「筋トレジョッキ（生ビール）」（1,320円）と名付けたり、キムチを「ケツ痛キムチ」と名付けたり、ユーモアのセンスがそこかしこに光っています。
 

店内には高校で使用される机や椅子が並べられている点にも注目。動かしやすいため、掃除がしっかり行き届くそうです。
 

キクリンの原点はお好み焼きの「一番星」

魚介が人気の志賀島に6年前にオープンした1号店「肉最強伝説 志賀島店」（福岡市東区志賀島736-53）も、今やすっかり志賀島の名物に。
 

しかし、当初は鳴かず飛ばずで1年ほどは厳しい状態が続いたといいます。そんなときに助けてくれたのが地域の人々だそう。取材の最中にも、なんと常連客からおにぎりの差し入れが。ときには魚を差し入れてくれる人もいるそうで、キクリンさんは「志賀島から離れられない」と話します。
 

そんなキクリンさんが飲食業界に足を踏み入れたのは、14年前の40歳のこと。
 

トラック運転手をやめ、「博多お好み焼き一番星 香椎参道本店」（福岡市東区千早5-12-9-102）で修業を積み「一番星 清川店」（※現在は閉店）のオーナーとして経営に携わりました。なんと、飲食店の第一歩は肉専門店ではなかったのです。

キクリンさんの人生を変えたのが、一番星の「山芋とろろ玉」（1,210円）。一般的に、お好み焼き屋さんのとろろは生地で練り込む印象がありますが、こちらは上にのっているのが特徴です。初めて食べたときに、キクリンさんは衝撃を受けたそう。
 

「一番星」のメニューはほかにも変わりダネが多く、ハートの形の「ラブ玉」（1,320円）やかいわれ大根をふんだんにトッピングした「かいわれ大根玉」（935円）、ごはんの上にお好み焼きをのせた「ライス月見玉」（1,155円）など、固定観念を覆すものばかり。

「肉最強伝説」の次なる展開に注目！

お客を楽しませることを生きがいにしているキクリンさんが、現在夢中で取り組んでいるのが「食のワンダーランド計画」。向かったのは、リニューアルオープンに向けて休業中の「BBQ最強伝説 今津店」（福岡市西区今津1937-1）です。 農園を運営する「NOW’S MARKET」代表の柴田直治さん、福祉施設「L!le³」代表の岩村正俊さんとコラボをし、就労支援の場を創出するべく力を入れているのだと言います。

まだまだキクリンさんの最強伝説は続きます！

Q.福岡どこの何？
 

A.櫛田神社のお多福