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【昭和レトロに心躍る】福岡市南区の骨董店Katsuで時を旅する

radikoで聴く

福岡市南区にひっそりと佇む「骨董&リサイクルショップKatsu」。昭和を愛する店主・大場敬志さん(72)が営むこの店は、まるで昭和にタイムスリップしたかのような空間です。3月18日放送のRKBラジオ『Toi toi toi』で、キャスタードライバーのスナッピーが、その魅力に迫りました。(報告・スナッピー神谷留菜)

古き良き昭和が息づく店内

木製の引き戸を開けると、そこは昭和の宝箱。振り子時計の音、ブリキの看板、ダイヤル式電話、大きなラジオ…所狭しと並ぶ品々は、どれも懐かしさを感じさせます。

モノクロテレビに感動!

「これは1957年製だから新しいよ!」と大場さんが指差すのは、修理されたモノクロテレビ。スイッチを入れると、映画を観ることができるというから驚きです。

真空管ラジオが蘇る

この日、大場さんが修理していたのは真空管5球スーパーラジオ。骨董市で手に入れたものを、丁寧に修復していきます。店の奥の修理場には、部品や工具がズラリ。

はんだごてを片手に作業することおよそ4時間。スイッチを入れると、むき出しのスピーカーからRKBラジオの音が!「直って音が鳴る瞬間が特にワクワクですね!」と、大場さんは目を輝かせます。

ものづくりの原点

大場さんがものづくりに目覚めたのは、小学5年生の時。友人と手作りラジオを作ったことがきっかけでした。

「子どもの頃は回路図が読めず、『月刊初歩のラジオ』のイラストを頼りにラジオを組み立てていました。」と大場さん。

幼い頃からとにかく“ものの仕組み“が気になっていたと言い、「親に買ってもらった車のおもちゃも、どうして動くのか気になって、すぐに分解していましたね。」と、幼い頃の思い出を語ってくれました。

大場さんが語る昭和の魅力

「少しひと手間かける。この手間が大好きなんです。」と大場さん。ボタン一つで何でもできる時代だからこそ、頭を使って作業することを大切にしていると言います。

「骨董&リサイクルショップKatsu」は、大場さんの昭和への愛情と、ものづくりへの情熱が詰まった、温もり溢れる場所でした。

骨董&リサイクルショップKatsu
住所:福岡市南区清水2-8-27
電話番号:092-542-9082
営業時間:午前11時~午後7時

定休日:木曜日

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神谷 留菜

スナッピー

出身地:沖縄県那覇市 誕生日:8月23日 趣味・特技 カラオケ、一人旅、スパイスカレー屋さん巡り、小倉祇園太鼓