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『大地の恵みを凝縮 雲仙しおかぜ黒糖』

黒糖、サトウキビと言えば、南国の沖縄や鹿児島のイメージだが、美しく雄大な自然に恵まれた島原半島でも黒糖が作られている。


島原半島のサトウキビは江戸時代に熊本の天草地方から伝わったが、砂糖の輸入が盛んになり次第に栽培面積は縮小。
そのサトウキビ栽培を復活させたのが川内修一郎代表(68)ら地元の農家5人、その名も「有馬黒糖研究会」。
 

研究会ではサトウキビ栽培の肥料にこだわり、地元の橘湾で獲れる、漁獲量全国一位を誇る“あるもの”が肥料として使われている。

サトウキビの一番絞り100%を使用して作られる「雲仙しおかぜ黒糖」。そのまま食べてもおいしい黒糖だが、使い方は無限大!


さとうきびの栽培から黒糖ができるまで、さらには黒糖が七変化していく模様を取材した。

有馬黒糖研究会
〒854-0702長崎県雲仙市南串山町乙1658-1
代表 川内修一郎さん
HP:雲仙しおかぜ黒糖
https://www.unzen-kokutou.com/

取材後記

長崎県でサトウキビの栽培が?黒糖まで作っている?
雲仙エリアについて取材している時に雲仙市でサトウキビ栽培が行われていることを知りました。


サトウキビは南国のイメージだけど…と取材をしていくうちに、黒糖作りへの熱い想い、地元で“エタリ”と呼ばれている“カタクチイワシ”を肥料に使っていることに驚きました。
 

とりあえず一口食べてみんね!と代表からいただいた黒糖…
見た目はまるでキャラメルのように美しく、口に含むと広がる優しい甘み。もう1個食べたいと思うような黒糖でした。
 

サトウキビの一番絞りを100%使用して作られた「雲仙しおかぜ黒糖」。

そのままでももちろんおいしいですが、料理やスイーツ、調味料にもなる黒糖が今後どんな形で使われていくのか楽しみです。
 

(NBC長崎放送/池本志乃)

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