6月23日に春日市の大谷小学校で行われた稲作体験授業を取材しました。
大谷小学校では毎年、5年生に向けて田植えの授業が行われています。
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この稲作体験の授業は、今回の講師でもあるJA筑紫組合長の白水清博さん(73歳)がきっかけとなって2001年頃から続いている伝統の授業です。
大谷小学校の周辺は住宅街で田んぼがないので、大谷小学校の元々花壇があったところを田んぼにして、20年以上その田んぼを組合長さんはじめ、JA筑紫青年部春日支部の方や先生方が守って来られているんです。田んぼが学校の敷地にあるのも珍しいですよね!
さあ、いよいよ児童72人が田植えにチャレンジ!
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へっぴり腰で不安そうに植える児童もいたり、腰をしっかり落として手慣れた手つきで植える児童もいたりして見ているだけで面白い!
「気持ち悪いぃ~」と言う児童や、「独特…でもちょっと気持ちいいかも!」と言う児童もいて、手足も泥だらけになりながら、みんな田植えを楽しんでいました♪
ちゃっかり私も体験♪泥が冷たくて気持ちよかった~^^
今回、5年生たちが植えた苗は、福岡県産米としてもお馴染みの「元気つくし」。
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例年15~18キロのお米が収穫されるそうです。20㎝の間隔で印が付いたロープを田んぼに垂直になるようにピンと貼って、その印のところに苗を手植えしていきます。はじめの方の苗の列は不揃いでしたが、さすがは5年生!2巡目になっていくとだんだんと慣れてきて苗も綺麗に整列していました。
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JA筑紫組合長の白水さんはこの稲作体験授業を通して、農業に対する関心と理解を深めて欲しいとお話ししてくれました。白水さんは5年生たちに「ぜひこれからの稲の成長を見守ってください。大きくなって欲しいという想いが苗にも伝わって喜んで大きくなってくれると思います」と伝えられていました。
5年生に感想を聞くと、「大谷小学校の5年生で植えた大谷米、どの県よりもどの国よりも世界一おいしくなって欲しい」という想いで植えたと言う児童もいました。
また、この授業を通して「お米を育てる大変さも知ったので、当たり前に食べているお米にちゃんと感謝して残さずに食べたいです」と話してくれました。
田植えが終わった後は自分のタブレットで写真を撮影して日記をつけていました。

この大谷米は11月に収穫を迎え、12月にみんなで食べるそうです。
大谷小学校の5年生たちが植えた大谷米の成長の様子も、こちらのブログに掲載していくので、バケツ稲にチャレンジしている我々食農ラ部メンバーの稲と比べて見てくださいね♪

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