7月7日にヒルトン福岡シーホークで開催された「福岡県青果・花き振興大会」にお邪魔しました。参加者は福岡県内外の関係者総勢500人!
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農林水産省の方や福岡県副知事、関東関西中国九州地方のそれぞれの市場の代表者、そしてスペシャルゲストにはJA全農オフィシャルアンバサダーの石川佳純さんもお招きして福岡県の生産物の現状や今後の課題、数年後のビジョンなどについての講演が行われました。
野菜・果物・花きの三者が揃って開催される大会は、実に30年ぶりなんだそうです。
全国農業協同組合連合会 福岡県本部 運営委員会 会長:乗富幸雄さんにお話を伺いました。
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国が大きな転換期を迎えている今、農業は高齢化や従事者の激減、担い手不足の問題が深刻化している。もっと皆さんに元気を与えたい、福岡の農業の新しい未来を作っていきたいという想いで開催することになったそうです。
会場には、福岡県産の新鮮な野菜や果物も飾られていて、改めて福岡って農業に恵まれた地なんだなぁと実感しました。
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綺麗にアレンジメントされた福岡県産のお花も飾られていたんですが、福岡県はお花の産出額(令和5年度)は188億円で、愛知・千葉に次いで全国で3位!
ただ、やはりお花の生産者さんたちも様々な課題を抱えています。
JAふくおか八女花き部会 部会長:大隈清史さんに、花き部門においての現状を伺うと、資材は高騰して生産コストは上がっているのに、花の値段が上がっていない。さらに、高齢化に伴う担い手不足、連日続く暑さによる高温障害にも頭を抱えています。
大隈さんは八女でテッポウユリとクジャクソウを生産していますが、この数年間、猛暑の影響でクジャクソウはほとんど出荷できなかったそうです。
これからは、需要と供給のバランスを考えながら作っていくことが大事、さらに、その情報を
どうやって生産者へ提供してもらうのか、どうやって把握していくのかが大事だと思うとお話ししてくれました。
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大隈さんの「花は生活必需品ではないけど、心を豊かにする。ぜひ色々な場面で花を使って欲しいです」と、この言葉が印象的でした。
「四里四方に病なし」ということわざのように、自分の身の回りの地域で採れたものを食べていれば病気になりにくい、健康でいられると昔から言われています。
生産者の皆さんを今以上に応援して、地産地消でこの暑い夏も乗り切りましょう!!
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