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学生演劇出身・RKBラジオ・スナッピー川原彩音がラジオドラマに初挑戦!

radikoで聴く

こんにちは。RKBラジオのキャスタードライバー・スナッピーの川原彩音です。このたび、わたくし川原はRKBラジオで毎週日曜24時から放送している『日曜mo R。~明るいラ族計画~」で、ラジオドラマに初挑戦することになりました! 12月21日の放送を前に、脚本の裏話から豪華なキャスト陣まで、見どころをこっそりご紹介します。

『おにしろ』念願のラジオドラマ化

学生演劇で上演した時のポスター

今回制作したラジオドラマのタイトルは『ピアノの鍵盤とおにぎりは白と黒がいい。』といいます。が、長いので、ぜひ『おにしろ』って呼んでください。

実はこの脚本、私が今から3年前、大学生の時に演劇の脚本として書いたものなんです。当時主宰していた学生演劇集団「らんば」で、出演だけでなく、脚本や演出にもチャレンジしていました。なかでもこの『おにしろ』は、ピアノの音がストーリーの重要な要素になっていて「いつかラジオドラマとして作ってみたい」とずっと温めていたもの。なので、企画書が通ったときは本当に嬉しかったです。

最後の依頼は「祖父の初恋の人探し」

舞台上演時のスナッピー川原彩音

今回のドラマのストーリーを簡単にご紹介します。

物語の舞台は、廃業直前のサエグサ探偵事務所。探偵のツキと助手の灯が事務所の片付けを進めていると、そこに最後の依頼人が訪れます。その依頼は「祖父の初恋の人を探してほしい」という奇妙なもの。ツキと灯は依頼を解決し、探偵業を終えることができるのか!? コメディあり、ミステリー要素ありの、笑いと、もしかしたら涙もあるかも? な物語です。

スナッピー経験が脚本の解像度を上げた

舞台上演時のセット

3年前に書いた脚本は、久々に引っ張り出して読み直すともうはちゃめちゃで、どこから修正すればいいのやら…という状態でした。当時、直前までセリフや展開が浮かばず、劇団員を困らせたのを思い出しました。

その脚本をおよそ1か月かけて、ラジオで聴いて楽しい展開になるように書き直していったのですが、なんと25ページある台本の全ページに変更が入るという“大手術”になってしまいました。

でも、脚本が仕上がったとき「物語の解像度がすごく上がった」と実感しました。以前より、よりリアルに、立体感あるストーリーになっている気がしたんです。これは、スナッピーとして日々、さまざまな取材を通して、人々の人生や価値観を自然に学んできたおかげだと思います。改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。

RKBアナウンサー陣をムチャぶりキャスティング

さて、脚本の次はキャスティングです。せっかくなので、RKBが誇る看板アナウンサー、現役舞台俳優でもある番組ADに引き受けてもらいました。

坂田周大アナウンサー:依頼人の「金田」役。「お金持ち」というキャラクター設定も坂田さんに合わせて変更し(笑)、ラジオでよく聴く“あの口癖”もセリフに入れ込みました。

井口謙アナウンサー:探偵ツキの助手役。元々のキャラクター設定にピッタリだと思ってお願いしました。「どんな感じでセリフを読んだらいいですか?」と聞かれたので、「普段の感じでOKです!」と答えました。本人からのオーダーで「イケメン役にしておいてね」とのことだったので、きちんと盛り込みました(笑)

八坂桜子さん(RKBラジオ『Toi toi toi』AD):探偵のツキ役。福岡を拠点に舞台俳優として活動している八坂さんといつか共演してみたい! と、実は前々から夢見ていました。来年1月には舞台『飛龍伝二〇二六-かつて、若者たちが見た明日-』で初のプロデュース公演にも挑戦するそうで、夢に向かって果敢に挑戦する姿は、今回の役どころにも通じる部分があると感じています。

そして、私も探偵ツキの幼なじみ役で、しれっと出演しています(笑)。設定は、探偵事務所で働きながら玉の輿を狙う25歳事務員です。

ピアノの「生演奏」にもこだわり

ピアノを演奏するスナッピー蒲池みなみ

このラジオドラマの聴きどころとしてもう一つ、大事なポイントがあります。それは、ピアノの生演奏にこだわったことです。

普段、スナッピーは取材現場の音をマイクで拾って、臨場感ある中継を心がけています。今回も、まるでピアノがリスナーがの目の前にあるような感覚になってほしかったんです。劇中に登場するピアノの音のほとんどを、スタジオにあるピアノの生演奏で収録しました。

演奏を引き受けてくれたのは、私と同じスナッピーの蒲池みなみ。「ポテトが揚がるみたいに楽しそうに弾いて」「目立ちたがりな感じのピアノの音ちょうだい」など、ムチャクチャで感覚的すぎるオーダーをたくさんしたのですが、彼女は「こんな感じかな?」「こんなのもできるよ!」と、音で表現してくれました。

グランドピアノを演奏する姿は、日々の取材で見せる姿とはギャップがあって、とってもカッコよかったです! 「まるでピアノが喋っているみたい」という感想が聞けたら、私としても嬉しいです。

ラジオドラマ『ピアノの鍵盤とおにぎりは白と黒がいい。』は、 12月21日(日)24時から、 RKBラジオ『日曜mo R。~明るいラ族計画~』で放送します。ぜひ聴いて、そして #おにしろ をつけて、感想をSNSに投稿してください。

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川原 彩音

スナッピー

出身地:熊本県 誕生日:1月19日 自己紹介お願いします 福岡生まれ、熊本育ち。佐賀で学生時代を過ごし、九州愛はばっちり、川原彩音です! 九州のわんぱく娘となるべく、持ち前の好奇心と行動力でエリアを駆け回ります。美味しいラーメン屋さんの情報お待ちしています!