熊本県南西部・天草にある大江集落。豊かな自然に恵まれたこの地に、地域の人々が営む「月桃天草研究所」があります。
月桃とは多様な効能が期待されるショウガ科の植物で、古くから和漢として親しまれてきました。研究所を立ち上げたのは、大脇文穂(ふみほ)さん(68)。
高齢化が進み荒れていく農地に危機感を感じていたとき、地元天草でも栽培しやすそうな月桃に出会いました。
そこで研究者から苗を譲り受けるとすくすくと成長。今では研究所のメンバーとともに月桃のお茶や化粧水など次々と新商品を開発し、イベント出店や道の駅への販路拡大にも奔走しています。
すっかり月桃の魅力にのめり込んだ大脇さん、気づけば普段の生活も月桃三昧。研究所だけでなく自宅でも育て、部屋に飾り、食卓にも並べる…まさに月桃愛にあふれる日々を送っています。
今年、研究所は初めて“月桃を主役にしたクリスマスイベント”に挑戦します。月桃を使ったドリンクメニューの試作も始めました。ただ心配なのは集客力。月桃の知名度はまだまだなのです。
イベントに向けて仲間と準備を進める大脇さん。小さな集落で芽吹いた月桃の物語が、地域の未来にどんな灯りをともすのか──その奮闘と希望を見つめます。
(RKK熊本放送/ 堀田結生)
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