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海を越える みそ玉教室

 

南九州特有の甘いしょうゆとみそ。そんなみそを作っているのが、宮崎県宮崎市青島で、明治10年に創業した老舗「長友味噌醤油醸造元」だ。地元の人に愛されている町のしょうゆ・おみそ屋さんは、その味を守りながら、シンガポールでも商品を販売している。


4代目である長友陽子さん(59)は、家業を継ぐ前、約10年間シンガポールに在住。この経験が、彼女のグローバルな視点と人脈を育んでいる。現地スーパーマーケットで商品を販売しながら催事などに精力的に参加していたものの、コロナ禍で渡航できなくなり、現地販売が叶わない期間があった。やがてコロナ禍が明け、現地の市場価値が激変。スーパーに出向いて食料品を買う人たちが、オンラインで済ませるようになり、実際に手に取って商品を吟味することがなくなってしまっていた。


そんな大きく変わってしまった市場への新たなアプローチとして、「みそ玉づくり」のワークショップを開催している。かわいくておいしい、そして簡単にできて、実用的で、地元・青島でも大人気だ。そんな魅力の詰まったみそ玉教室を、シンガポールでも開催。現地の人たちはどう受け取るのか?

 

地元の味を世界に届けるため前向きに行動する4代目の、その挑戦を取材した。
 

<取材先データ> 
 

長友味噌醤油醸造元

代表者:長友陽子さん

住所:宮崎県宮崎市青島5-8-1

電話:0985-65-1226

HPhttps://kanena.jp/

Instagramhttps://www.instagram.com/kanenamisosoysauce/


 

取材後記

 

人気のサーフスポット、宮崎市青島にある長友味噌醬油醸造元。「カネナしょうゆ」のロゴが入ったしょうゆやみそをスーパーで見かけるのはもちろん、今でも車で近所へ商品を届けている、昔ながらの地元に密着した蔵元です。

 

4代目の長友陽子さんは、県外や海外でキャリアを積んできた方ですが、「全然継ぐ気がなかったのに、どうしてだろう?魚が育った川に帰ってくる感じ?」と、気さくに話をする自然体で楽しい人。小売市場の変化が目まぐるしい昨今、外の視点を持って、新しいことに挑戦する長友さんが帰ってきたのは、この醸造元にとって、運命的なものだったのではないかと思います。

 

みそ玉教室をシンガポールで行うのを聞いたのは、1回目の開催直前。話を聞いて、ぜひ取材したい!とその場でオファーしました。今回、2回目に同行させてもらいましたが、参加した方々が、みそ玉作りと長友さんの人柄に触れて、笑顔になっていくのが印象的でした。

 

今後は、現地で手に入りやすいもので、みそを作るワークショップを海外でやってみたいと語っていた長友さん。日本の発酵食「みそ」が、少しずつ、世界へ広がっています!

 

(MRT宮崎放送/長友まな)
 

 

 

 

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