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ウナギに恋する高校生

 野口峻司さん(17)は、福岡市内の高校に通う高校2年生。彼が今、夢中になっているのが『ウナギ』。
「顔がかわいい」「砂に潜るのが愛くるしい」と“ウナギ”の魅力をうれしそうに語る野口さん。放課後は地元・室見川で「ニホンウナギ」を探します。捕ったウナギは学校で飼育し、観察する日々。友人たちには「ウナギ博士」と呼ばれています。
 野口さんの気持ちを掻き立てる背景には、ニホンウナギの絶滅が危惧されている事実があります。昨年ワシントン条約事務局が取引規制を訴えたことで、「今後食べられなくなるかもしれない」と物議を醸し、貴重な生きものになった二ホンウナギ。野口さんは、現在、ニホンウナギの生態を守りたい一心で、ウナギの“耳石”の研究を進めています。ウナギの耳石を観察することで、「ウナギが住みやすい環境」を解明するというのです。その研究への期待度は高く、九州大学の専門家も注目してます。
 自らが生まれ育った町の川で、天然ウナギが泳ぎ回る日を夢見て、野口君のチャレンジは続きます。
 

(RKB毎日放送/田中廉汰郎)

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