大分県豊後高田市にある山城屋酒類販売有限会社は1859年、日本酒の酒蔵として創業。「地元の逸品で世界を豊かに」をモットーに、大分県の酒文化や、特色ある商品の企画・通信販売をおこなっている。
七代目代表を務める廣田良介さん(41)は得意のITの知識を生かし、通販部門を立ち上げた。地元の中野酒造が手掛ける「智恵美人」を従来は200本ほどの規模で販売していたが、今では100倍の20,000本売り上げるまでに成長させた。
また、自社ブランドのお酒を製造することを決意。酒蔵に眠っている原酒に着目し、最高級梅酒「馬上梅酒」を誕生させた。金箔をあしらい、黄金を思わせる天然のマヌカハニーを使用。その高級感と深い味わいから、初回分はすぐに完売。その人気ぶりは国内のみならず、世界中に拡大した。
さらに、地元・大分県豊後高田市が西日本有数の「そば」の産地という点に目をつけ、健康成分を豊富に含む「韃靼そば茶」の販路拡大を計画。その第一歩として、そば茶専門店のあるロンドンへの海外進出に向けて動き出した。
地域のありふれたものに付加価値を付け、商売を通じて地元に貢献していきたいと語る七代目・良介さん。町の老舗酒店の取り組み、世界への挑戦を追った。
<取材先データ>
山城屋酒類販売有限会社
担当者:廣田良介さん
住所:〒879-0623 大分県豊後高田市金谷町1189-1
TEL: 0978-22-3150
取材後記
山城屋酒類販売は創業1859年。160年以上の歴史ある老舗酒店です。取材をするにあたって、実際に尋ねてみると店の看板には「地元大分県の隠れた逸品を世界一売る酒屋」と掲げられていました。
その言葉通り「どんな商品も絶対に1人は欲しい人がいると思っていて、その良さを引き出してめぐり合わせるのが僕の役目です」と笑顔で語る7代目の廣田良介さん。放送では紹介できませんでしたが、今年6月には店舗の引っ越しを控えており、168年前に開業した歴史ある建物に移り、引き続き業務を行うそうです。
「いいものを紹介して売っていくのはもちろん、これからは次世代に向けて繋がる仕組みをバトンタッチできればと思っています。僕が育ったこの昔ながらの建物でよりよい商売をしていきます。」と話してくれました。
昔ながらのつながりを大切にしながらさらに向上心を燃やす廣田さん。着々と受け継がれる地域に対する思いとこれからの挑戦からも目が離せません!
(OBS大分放送/神田光喜)
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