生誕100年 山下清展 -百年目の大回想
展覧会概要
山下清「長岡の花火」 1950年 貼絵
©Kiyoshi Yamashita/STEPeast2024
山下清(1922-1971〔大正11-昭和46〕年)は放浪の天才画家として知られており、懐かしい日本の原風景や名所を貼絵で表し、多くの人々の心を捉えました。日本各地を自由気ままに旅する生活を好んだ清は、驚異的な記憶力をもち、旅先で見た風景を細部まで正確に思い出すことができました。
生誕100年を記念する本展では、《長岡の花火》など貼絵の代表的な作品をはじめ、子供時代の鉛筆画や後年の油彩、ペン画、遺品などが一堂にそろいます。1961年(当時39歳)、約40日をかけて廻った欧州旅行で見た風景を描いた《パリのエッフェル塔》をはじめ、九州人にとってなじみ深いスポットである《関門海峡》や《グラバー邸》まで、洋の東西を問わぬ名所跡を独自のタッチで示した傑作も必見です。
49年の生涯を貴重な作品と資料で回顧することで、テレビドラマなどで示されたイメージとは異なる山下清の実相にふれてください。
出品内容
《 群鶏》 1960(昭和35)年/油彩
©Kiyoshi Yamashita/ STEPeast 2024
©Kiyoshi Yamashita/ STEPeast 2024
《ソニコンロケット》 1959(昭和34)年頃/貼絵、株式会社増田屋コーポレーション蔵
《 パリのエッフェル塔》 1961(昭和36)年/水彩画
観覧料
一般 | 1500円(1300円) |
高大生 | 1000円(800円) |
小中生 | 600円(400円) |
※( )内は前売り料金・20名以上の団体料金
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障碍者保健福祉手帳の交付を受けている方とその介護者1名及び特定疾患医療受給者証・特定医療費(指定難病)受給者証の交付を受けている方は無料
開催概要
会期 | 2024年10月25日(金)~12月22日(日) |
休館日 | 月曜日 (ただし振替休日の11月4日は開館、翌日11月5日は休館) |
開場時間 | 10:00~18:00(入場は17:30まで) |
会場 | 3階展示室 |
主催等 | 福岡県立美術館、毎日新聞社、RKB毎日放送 (「生誕100年 山下清展 -百年目の大回想」福岡会場実行委員会) |
イベント情報
ギャラリートーク
日時 | 10月25日(金) 10:30~ |
会場 | 福岡県立美術館 3階展示室 |
解説 | 山下浩氏(山下清作品管理事務所代表、山下清の甥) |
参加方法 | 申し込み不要、要当日の本展観覧券 |
講演会「家族が語る山下清」 ※申込終了
日時 | 10月25日(金) 14:00~ |
会場 | 福岡県立美術館 4階視聴覚室 |
講師 | 山下浩氏(山下清作品管理事務所代表、山下清の甥) |
参加方法 | 要申込、要本展鑑賞券(半券可) ※定員に達したため申込を終了しました |
ワークショップ「マステで貼り絵!缶バッジ作り」
日時 | 11月9日(土) 受付時間 10:00~11:30、13:30~15:00 |
会場 | 福岡県立美術館 3階ロビー |
参加方法 | 参加費100円 申し込み不要、要本展観覧券(半券可) |
アクロス 30th Go Round コンサート in 県美
日時 | 12月1日(日) 【第1部】13:30~14:00 【第2部】15:00~15:30 |
会場 | 福岡県立美術館 2階ロビー |
参加方法 | 申込不要、無料 |
協力 | アクロス福岡 |
福岡会場イメージソング 純列「ジグザグ」
2007年結成の4人組ムード歌謡コーラスグループ。「夢は紅白!親孝行」を目標に掲げながら温浴施設で地道に活動を続ける姿が“スーパー銭湯アイドル”としてテレビ番組に多数取り上げられ、注目を浴びました。
2018年、グループ結成から11年で『第69回NHK紅白歌合戦』初出場を果たし、6年連続出場継続中。
2018年、グループ結成から11年で『第69回NHK紅白歌合戦』初出場を果たし、6年連続出場継続中。