技の正確性や難易度を競うチアリーディング。どちらかというと女性による競技のイメージを持つ人が多いと思いますが、男女混成のクラブチームが福岡県に1チームあります。今年の西日本大会で優勝し、全国制覇を目指すチームの奮闘を取材しました。
今月、3年ぶりに開催された博多どんたく。そのステージで注目をあびていたのは・・・チアリーディングチーム「Wild Cats(ワイルドキャッツ)」。福岡県で唯一の男女混成のクラブチームです。
日本チアリーディング協会に登録するクラブチームの数は、全国で45。このうち男女混成は10チームもありません。ワイルドキャッツには、18歳から27歳までの女性24人、男性6人が所属していて、経験年数もバラバラです。
この競技は、柔軟性も採点の項目になります。
社会人になってから、チアを始めたメンバーも・・・
女性のみと違い、男性がいる混成チーム。最大のメリットは?
田邉美羽さん(20)チア歴15年
「高校生までは女の子だけのチームでやってきたので、男性がいるのですごいパワーで全然違って、すごく圧倒されました」
この競技は、柔軟性も採点の項目になります。
川上意居さん(23)チア歴8年
「高校、大学と経験してきて、そこでもまだ終わりたくない。まだこの競技と関わり続けたい、週末ここでチアをやるために、平日の仕事を頑張ることができている」
社会人になってから、チアを始めたメンバーも・・・
廣瀬直生さん(27)チア歴2年
「25歳から始めた。中学生ぐらいに、チアリーディングの男子がやっているチームの演技を見てやってみたいと思ったんですけど、体が動くうちに、死ぬときに後悔したくないと思ったので」
女性のみと違い、男性がいる混成チーム。最大のメリットは?
林田明香里さん(25)チア歴7年
「男女混成チームは、ダイナミックな技を見せられるようになるので、高い飛ばす技だったり回転をして乗ったりとか、そういう難度の高い技に挑戦することができます」
西日本大会で優勝 2022年3月
ワイルドキャッツは、今年3月に行われた西日本の大会で、結成24年目にして初めて優勝を勝ち取りました。
メンバーが集まるのは、週に2回のみ。この日は、8月に行われる全国大会に向けての練習です。失敗を重ねながらも一つ一つの技の完成度をあげていきます。
コロナ下で練習場所やメンバーの確保など、苦しい状況も経験してきたワイルドキャッツ。初の全国制覇を目指します。
メンバーが集まるのは、週に2回のみ。この日は、8月に行われる全国大会に向けての練習です。失敗を重ねながらも一つ一つの技の完成度をあげていきます。
田邉美羽さん(20)チア歴15年
「すごくいっぱいアザができています。ちょっと痛いです。成功したときの達成感が忘れられなくて、傷ができても頑張っています」
コロナ下で練習場所やメンバーの確保など、苦しい状況も経験してきたワイルドキャッツ。初の全国制覇を目指します。
林田明香里さん(25)チア歴7年
「強豪のチームに、どれだけ食らいついていけるかが勝負になってくると思うので、私たちからこの福岡、九州のチームを引っ張っていけるように、まずは大会優勝を目指して頑張っていきます」
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