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10センチの調整板で「田んぼダム」~雨水ためて下流域の浸水被害を軽減 佐賀県

梅雨を前に、佐賀県武雄市では雨水を一時的に田んぼに溜めて、浸水被害を軽減させる「田んぼダム」の設置式が開かれました。 佐賀県武雄市で10日午前に開かれた「田んぼダム」の設置式には、山口知事や地元の農家など約30人が出席しました。

田んぼダムは、V字形の切り込みが入った高さ10センチの調整板を田んぼの排水口にはめ込み、雨水を溜めます。こうすることで水路に流れ出る水の量を減らし、下流域の浸水被害を軽減することが期待されています。

佐賀県・山口知事「きょうを皮切りに、全県下で7000枚の調整板が佐賀県の田んぼに入っていく。みんなで知恵を出し合いながら、改良して大切な県土を守っていきたい」

佐賀県内では今年度、佐賀市や武雄市など計9市町で田んぼダムが導入される予定です。

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