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公園の「タコ遊具」人気の秘密は“迷路”“秘密基地” 北九州市に11か所

北九州市には、なぜかタコ遊具が設置された公園が数多くあり、市民に愛されています。タコ遊具の人気の秘密を取材しました。  

タコ遊具「全国に200以上」

滑り台を軸に階段やトンネルなどを組み合わせた、鉄筋モルタル作りのタコ遊具。全国に200以上あるとされていますが・・・


北九州市みどり公園整備課 稲木禎徳係長「全部で11基あります」



北九州市の設置数は11。発祥の地といわれる東京都足立区と並ぶ多さです。

北九州市 稲木禎徳係長「まず形がユニークというのと、当時はブランコだけとか滑り台だけとか、それが1つの遊具で登ったり滑ったり、中をくぐり抜けたりと複合的な遊びができるというところが面白いんじゃないかと。実際に、子供さん達が楽しそうに遊んでいる姿を見て、徐々に公園整備の機会をとらえて増えていった」

北九州市11か所の通称は

1960年代半ばから全国に広まる

市内全域に設置されていることから、北九州市民にとってはなじみ深い存在で、タコ遊具のある公園はこんな通称で呼ばれます。
子供「タコ公園」「タコさん公園」「メンダコ公園」

1960年代半ばから全国に広まる

RKB西口久美子「関門橋と関門海峡、この絶好のロケーションを臨む場所に鎮座しているのがこちら、国内最大級のタコ遊具です。ド迫力、桁違い」



高さ約6メートル、幅は最大約20メートルにもなる和布刈公園のタコ遊具。北九州市ではもっとも新しい2010年の設置で、たこ足の水飲み場まで備え付けられています。


北九州市みどり公園整備課 稲木禎徳係長「関門海峡のタコということで売り出していまして、和布刈公園のタコなんかもですね。それにちなんで作ったと」

親子二代でタコ遊具

RKB西口久美子「関門橋と関門海峡、この絶好のロケーションを臨む場所に鎮座しているのがこちら、国内最大級のタコ遊具です。ド迫力、桁違い」
高さ約6メートル、幅は最大約20メートルにもなる和布刈公園のタコ遊具。北九州市ではもっとも新しい2010年の設置で、たこ足の水飲み場まで備え付けられています。
北九州市みどり公園整備課 稲木禎徳係長「関門海峡のタコということで売り出していまして、和布刈公園のタコなんかもですね。それにちなんで作ったと」

親子二代でタコ遊具

長いものは50年以上にわたって、市民に愛され続けているタコ遊具の数々。それぞれの公園で立派に主役を張る姿は頼もしい限りです。
子供「いっぱい滑り台があるから面白い」「楽しかったよ。鬼ごっこをして、挟み撃ちされてヤバイと思った」「屋根があるから、そこに隠れて話できる」

保護者「地元がここなんですよね。本当に昔から全然変わらないですね。大体『タコで集合』で」

北九州市 稲木禎徳係長「自分が子供のころ使っていたのが未だにあって、自分の子供がまた使って、親子二代使えて本当に嬉しいみたいな話もちょくちょくいただいています。維持して大事に続けていきたいなと思います」
迷路や秘密基地のような作りで、いろんな遊び方が楽しめるタコ遊具。北九州市の公園できょうも子供たちを優しく見守っています。

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