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「ぶりを買った!」2度の“大火”もにわかに活気づく旦過市場、正月食材を求める客

今年2度の大規模な火災に見舞われた福岡県北九州市の旦過市場が、にわかに活気づいています。今月に入って営業を再開した店もあり、28日は正月の食材を買い求める人たちで賑わいました。

年末恒例の風景が今年も


「えびはいかがですか~」旦過市場(北九州市小倉北区)に響くのは威勢の良いかけ声です。

午前中から多くの買い物客が訪れ、かまぼこや鏡餅、天然のブリなどを熱心に品定めする姿がみられました。

これまでと変わらぬ客「嬉しい」

買い物客「かまぼこを買いました、応援の意味も込めてね」「ぶりを買いました!28日は必ず来ているんです」「勢いがいいし、鮮度がいいし専門店が多いですね」 市場の人「助かりますね。客が来てくれなかったら気合いが抜けてしまうので。年末は天気が良いというから期待しています」

これまでと変わらぬ客「嬉しい」

旦過市場一帯では、今年4月と8月の火事でいずれも40店舗以上が焼けました。多くの店舗がいまだに元の場所で営業を再開できていません。

一方で、今月初めには、アーケード北側に「タンガレンガ広場」がオープン。被災した4店舗が営業を再開しました。店が全焼した吉野智博さんは、年末の賑わいに安堵しています。
海産物のやまいち・吉野智博店長「今年はダメかと諦めていましたが、12月入ってこれまでと変わらないほど客が多いです。みなさん心配してくれるので嬉しいです」

年末の書き入れ時を迎えて賑わいを取り戻しつつある旦過市場一帯。さら地になった約1100平方メートルの敷地には、2023年に仮店舗のプレハブが建てられます。それぞれの店は、4月以降に順次、営業を始めることにしています。
一方で、今月初めには、アーケード北側に「タンガレンガ広場」がオープン。被災した4店舗が営業を再開しました。店が全焼した吉野智博さんは、年末の賑わいに安堵しています。
海産物のやまいち・吉野智博店長「今年はダメかと諦めていましたが、12月入ってこれまでと変わらないほど客が多いです。みなさん心配してくれるので嬉しいです」

年末の書き入れ時を迎えて賑わいを取り戻しつつある旦過市場一帯。さら地になった約1100平方メートルの敷地には、2023年に仮店舗のプレハブが建てられます。それぞれの店は、4月以降に順次、営業を始めることにしています。

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