「RKB×三井松島レディス」は賞金総額１億２０００万円、優勝賞金は２１６０万円と、３日間大会としては国内最高額を誇るビッグトーナメントです。

戦いの舞台は福岡市の中心部に近い「福岡カンツリー倶楽部 和白コース」。 
硬く締まった高速グリーンに落としどころを絞ったフェアウェイ、さらには博多湾から吹き付ける風などもあり、戦略性が高く、選手たちを悩ませる難コースです。

このコースでは、２０１０年からレギュラーツアーが開催されており、横峯さくら選手やイ ボミ選手、鈴木愛選手といった賞金女王経験者が実力をいかんなく発揮し優勝に輝いてきました。おととしは大里桃子選手がささきしょうこ選手とのプレーオフを制し、プロ２勝目を挙げています。２年連続のプレーオフとなった去年は２ホール目で、渡邉彩香選手が約１５メートルのバーディーパットを決め栄冠をつかみ取りました。近年は白熱した優勝争いが続いており、百花繚乱の女子プロゴルフ界を象徴するような試合内容となっています。

今年から新名称でスタートする「RKB×三井松島レディス」の初代女王を狙うのは、賞金女王・山下美夢有選手や東京五輪銀メダリスト・稲見萌寧選手といった実力者たち。「黄金世代」の原英莉花選手や小祝さくら選手、「ミレニアム世代」の吉田優利選手や安田祐香選手らとどのようなトップ争いを演じるかに注目です。

若い世代では、去年メジャー１勝を含む２勝をあげた川﨑春花選手を始め、姉妹で３勝の岩井明愛・千怜選手、ルーキーイヤーに勝利を手にした尾関彩美悠選手、ステップ・アップ・ツアーで史上初の年間５勝を挙げた櫻井心那選手などが大会にエントリー。世代交代を印象付けるようなプレーが飛び出すか楽しみです。

地元勢では、三ヶ島かな、福田真未、後藤未有、種子田香夏の４選手が出場予定。３年ぶりに制限無しで観戦に訪れるギャラリーを沸かすことができるでしょうか。

解説には日本女子プロゴルフ協会顧問の樋口久子プロと諸見里しのぶプロを迎え、女子プロゴルファーたちのハイレベルな戦いを余すところなく伝えていきます。 
 

1日目 
5月12日（金）深夜1時53分　RKBローカル

2日目 
5月13日（土）午後2時30分　九州・沖縄 
5月13日（土）午後3時　TBS / MBS / CBC / HBC / RCC / 九州・沖縄

最終日 
5月14日（日）午後3時30分　TBS系列全国28局ネット