アブノーベルSHOW これがまさかの大発見!?
番組概要
ノーベル賞みたいにメジャーじゃないけど、実は世界を変えてくれる! …かもしれない研究を探し出して光をあてる番組! 「こんな研究が日本で行われていたなんて・・!」 アブノーマルな研究者が夢中になって切り開く未来に一同驚愕?!
福岡出身のバカリズム、小峠英二、井桁弘恵が、国の重要文化財「福岡市赤煉瓦文化館」に設置された特設スタジオに集結。国内で進む3つのアブノーマルな研究を目にした。
アブノーマルな研究者がスタジオで熱弁をふるい、実際にスタジオではその研究の体験も?!
一つ目の研究は「舐めると味がするテレビ」。
画面をなめると、映っている料理の味を感じられる研究で、2020年10月に開発された。
仕組みは10種類の液体を混ぜて料理の味を再現し、液晶画面上のシートに吹きかけるというもの。コロナ禍の在宅時間を豊かにしたいと発案された。
さらに「舐めるテレビ」の進化版が誕生。食品用のフードプリンターと融合して「食べる」ことを追求。「食事」に近い体験を提供できるようになった。
この研究の魅力は「安心して食べることができる」こと。甲殻類アレルギーの芸人が科学的に再現した“カニクリームコロッケ”を実食する。
二つ目の研究は「高級すし店の大将はなぜ不愛想?」。
不真面目な印象の研究だが、未来の”お・も・て・な・し”を創造する上で重要な要素が詰まっているという。
高級店になればなるほど“メニュー表が消え”“金額などの数字が消え”“笑顔が消える”とか。
芸歴3年の若手芸人が高級すし店のサービスを体験する。
頑固そうな大将の所作からは、山内教授が読み解く「不愛想の裏側に秘めた真のサービス」が垣間見える。
三つ目の研究は「カラスをだます!?」
約20年間カラスの「声」を収集する研究者。集めた3万もの鳴き声を使って「カラス被害を減らすシステム」を開発している。
カラスの鳴き声には、人間と同じように「あいさつ」「求愛」「警戒」などの意味があり、この「声の特性」を利用して対策に使うという。
カラスと人間は生活圏が同じなので争いが絶えない。
そこでゴミ置き場を荒らすカラスには“警戒の声”を聞かせて退散させ、集まってもいい場所には”誘導”の声を聞かせて居場所を作る実験を繰り返している。
カラスと人間の”共存”にむけた研究を紹介する。
出演者
バカリズム
小峠英二 (バイきんぐ)
井桁弘恵
- 太田博久(ジャングルポケット)
- あらた(とらんじっと)
- 宮下芳明〈みやしたほうめい〉教授(明治大学・先端メディアサイエンス学科長 )
- 山内 裕〈やまうちゆたか〉教授(京都大学 経営管理大学院)
- 塚原直樹〈つかはらなおき〉特任助教(宇都宮大学バイオサイエンス教育研究センター)
- 田畑竜介(RKBアナウンサー)