新 窓をあけて九州
番組概要
九州の風土と、そこに暮らす人々の生活・生き方を紹介し、豊かな郷土愛、明日へのチャレンジする人々を描くヒューマンドキュメンタリー番組。九州に生きる人々の人間賛歌として、「再生」「チェンジ」「情熱」「チャレンジ」「地域に生きる」をキーワードに、九州にこだわり、九州の素晴らしさを伝える番組です。
次回の放送内容
新 窓をあけて九州【地域の「家族」のために ~新人消防士 奮闘の日々~】【字】
番組内容1
今年、消防学校に入校した新人消防士・青柳美里さん(当時18)は、現役消防士の父に憧れこの道に。
しかし、体力勝負の厳しい訓練についていけず、同期に大きく後れを取っていました。
それでも「家族のように可愛がってくれた地域の人たちの役に立ちたい」という思いから、地道にトレーニングを重ね、徐々に成果も現れるように。
番組内容2
そして迎えた卒業式。
参列した父親にどんな姿を見せるのでしょうか。
70人の仲間と切磋琢磨した半年間の消防学校生活に密着しました。
制作
RKK熊本放送
おことわり
番組の内容と放送時間は変更になる場合があります。
今回の放送内容
幸をみかん畑で実らせて
耳にはピアス、指先はかわいいピンクのネイルと、今どきのおしゃれ女子、土居祐菜さん(26)。大学卒業後、都会で働いていた土居さんは、地元・大分市へ戻り、新たな道を歩み始めました。憧れの横浜での生活を離れ選んだのは“農業”。しかも未経験からのみかん栽培でした。
土居さんは2023年3月から大分市の住宅街近くにある小さな畑でみかんの栽培に独りで取り組んでいます。以前は医療機器メーカーに勤務していた土居さん。日々患者と接する中で「健康は食事から」ということを実感。人の身体をつくる「食」を作りたいと考え始め、地元に帰って農業の道へ…。
担い手がいなくなったみかん畑を借り、荒れた土地を独りで整備。夏場の草刈りも独りでこなし、未経験の農業に果敢に立ち向かいます。基礎から栽培方法を学ぶため、スクールにも通い知識も蓄えました。一見、順調に見えたみかん栽培でしたが、厳しい金銭事情に直面。
日によっては夜中3時から作業を始め、夜遅くまで働くことも。それでも「やめない」という信念で前に進み続けます。花を咲かせて手入れを重ね、努力し続けた初めての収穫。そこに詰まった彼女だけの味とは。
(制作:OBS大分放送/八尋 真梨絵)