世界最速!?球速240km/hのバッティングセンターが福岡県北九州市に
北九州市小倉北区には、世界最高の球速を誇ると言われる「三萩野(みはぎの)バッティングセンター」があります。その速さはなんと240km/h!新幹線並と言っても過言ではありません。
球速240km/hの体感とは?
小学校から大学まで野球を続けた佐藤巧アナが挑戦しても「打つタイミングが分からない」という剛速球。ピッチングマシンにボールがちらりと見えた次の瞬間には、ネットに当たったボール横ではねているという不思議な感覚です。もはや想像するだけで身の危険を感じますね。
(中継に向け240kmの球速を体験してみるディレクターと球速に負けて折れたバット)
球速240km/hを打つスラッガーはいるのか?
こんな豪速球を打てる人いるわけない!…と言いたい所ですが、います。このバッティングセンターの常連客のお一人、中村勝彦さん(66)です。5年前にこの240km/hのピッチングマシンからホームランを打った、本物の実力者です。ちなみに以前、このピッチングマシンが、最速230km/hだった頃にはホームランを3本打ったことがあるそうです。
中村勝彦さんはどんな人?野球歴は?
(左:佐藤巧アナ、右:中村勝彦さん)
こんなに速い球が打てるからには、若い頃相当野球に打ち込んだに違いない、いや、元プロ野球選手って可能性も・・・と思い、中村さんに野球歴をおたずねしたところ、驚きの返事が。なんと、中村さんの野球歴は驚きの“0年”。野球部には入ったことがなく、若い頃に近所のおじさんたちと集まって、草野球をした経験がある程度だそうです。
中村さん曰く、240km/hの球を打つのは野球ではなく格闘技だそう。「向かっていく気持ちがないと打てない。野球の技術がある人は、球を目で追ってしまうのでおそらく打てないだろう」と語ります。
中村さんが三萩野バティングセンターに通い始めたのは20年ほど前から。それから15~16年前に脳梗塞を患って左半身不随となり、目のリハビリも兼ねて再びバッティングセンターに通うようになったそうです。
リハビリ目的で始めたバッティングで、野球部をしのぐほどの技術を磨いた中村さん。その姿に周りも勇気づけられます。
※年齢や記録は放送当時のものです。
三萩野バッティングセンター
THE TIME,
HP:https://www.tbs.co.jp/thetime_tbs/
月~金曜日 あさ5:20~8:00 RKBテレビで放送中!
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