目まぐるしく変化する街天神で、長きにわたり愛され続けている百貨店、「大丸福岡天神店」。今年創業70周年を迎えるにあたり、3月29日(水)~4月11日(火)に「70周年祭」を開催! 大丸福岡天神店の人気店と九州ならではの旬の味覚がコラボしたスペシャル限定商品が続々と登場します。今回は、その中でも注目の「鈴懸」の特別な一品や、糸島牛を贅沢に使った商品などを紹介します。
さらなる飛躍への願いを込めた和菓子「鈴懸」の翠(すい)
まず紹介したいのが、「鈴懸」が博多大丸創業70周年祭のために特別に作った和菓子「翠(すい)」(853円)。
白と緑の鮮やかなコントラストが美しいこちらの和菓子は、上質な八女抹茶を使用した羊羹の上に、鹿児島県産のつくね芋を使ってしっとりと蒸しあげた生地を重ねたものです。中央には抹茶のもとである碾茶(てんちゃ)がはらりとかかっています。
「お話をいただいたときに、まず頭に浮かんだのは“色”でした」と話すのは、こちらのお菓子の開発者、職人歴22年の鈴懸商品部部長、岩本成将さん。博多大丸の70周年を記念するのにふさわしく、春の訪れも感じさせる、「鈴懸」ならではのお菓子を作りたいという思いで、案を練っていったそうです。
イメージしたカラーは「白」と「緑」。これは博多大丸のシンボルカラーであり、雪が解け、澄んだ空気の中に緑の新芽が芽吹く、春の気配を感じさせる色でもあります。これを二層の和菓子で表すために選んだのが「かるかん」と「羊羹」でした。
「かるかんを選んだのは、真っ白な美しさを出したかったからです。素材によっては蒸すと生成りがかった色になってしまうものもあるのですが、かるかんはとてもきれいな白に仕上がるんです」
そして職人たちと話し合いを重ね、雪のように白いかるかんに、新緑を思わせる美しい緑色と豊かな風味を持つ抹茶羊羹を合わせることに。ここから何度も試作を繰り返しながら素材の分量などを細かく調整し、バランスのよい、美味しく美しいお菓子「翠」が誕生したそうです。
白さの際立つかるかんは、むっちりとした弾力がありながらふんわり軽やか。抹茶羊羹はなめらかな食感と上品な甘さで、一口食べれば口の中にふわりとお茶の香りが広がり、見た目はもちろん、味や食感のコントラストも楽しめる絶品です。
「お菓子の名前である『翠(すい)』は、緑色を表す言葉ですが、漢字の中に羽という文字が使われているでしょう。博多大丸のシンボルは孔雀ですし、70周年を記念して、これからも未来へと羽ばたいていくという思いを込めています」と岩本さん。まさに博多大丸70周年祭ならではの思いがしっかりと入った、味わい深いお菓子です。
こちらは3月29日(水)~4月2日(日)までの5日間限定販売なので、うっかり忘れないようにメモをしておくことをおすすめします!
※店舗より提供
さらに、期間中は博多大丸の人気店舗と九州の美味しい食材がコラボした、70周年祭限定の商品がズラリ!
お肉好きにはたまらない、糸島の肥沃な大地でストレスなくのびのび育った人気ブランド「糸島牛」を使ったメニューも目白押しです。
「一口いなり むろや」の炙り糸島牛 明太いなり寿司
※店舗より提供
お土産としても人気の「一口いなり むろや」からは、甘めのたれをたっぷりつけて、香ばしく炙った糸島牛とピリッと辛い明太子が溢れんばかりにトッピングされた「炙り糸島牛 明太いなり寿司」(4貫1,620円)が登場。海と陸、両方の恵みが一口で味わえる贅沢ないなり寿司です。
「2代目 喝」の糸島牛ミルフィーユ串揚げ
※店舗より提供
バラエティ豊かな品揃えが人気の京風串揚げ「2代目 喝」からは、糸島牛のバラ肉を幾重にも重ねて串揚げにした「糸島牛ミルフィーユ串揚げ」(1本540円)がお目見え。独自製法の衣を米油で揚げており、冷めても外はサクサク、中身はジュ―シィ! 口の中にとろける美味しさが広がります。
「ITOSHIMA MASAKI+」の糸島野菜を食べる生ドレッシング
※店舗より提供
そして、おいしいお肉と一緒に野菜もしっかり食べたいときにおすすめしたいのが、旬の糸島野菜をたっぷり使った生ドレッシングが人気の「ITOSHIMA MASAKI+」の「糸島野菜を食べる生ドレッシング」(1本928円~)です。イチオシは、今年3月に開催された「第1回ドレッシング選手権」で、最高金賞を受賞した「あまおう」。そのあまりのフレッシュさに審査員の皆さんが驚いたそう。爽やかな甘みと酸味があり、モッチェレラチーズと相性抜群です。
3月29日(水)~4月11日(火)の70周年祭開催期間中に、一部の期間限定で販売されるものや、数量限定のものもありますので、お目当ての味を逃さないよう、ぜひチェックしてみてくださいね。
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