<リード>
RKBでは、「Becolorful」をテーマに、SDGsに関する取り組みを紹介しています。
今回は、13番の「気候変動に具体的な対策を」です。
8月の記録的な大雨では、全国の広い範囲で被害が出ました。
毎年のように繰り返される「経験したことがない大雨」。
地球に何が起きているのでしょうか。
そして私たちにできることは――。
<VTR>
8月11日から九州北部などで降り続いた大雨。
佐賀県内の複数の地点では、わずか1週間で「平年1年間の半分」にあたる降水量を記録しました。
福岡県と佐賀県の住宅浸水被害は、少なくとも6900棟にのぼります。
特に被害が大きかった佐賀県武雄市。
2年前にも広い範囲で浸水被害に見舞われました。
●インタビュー
老舗のちゃんぽん店では、2年前の水害を受けて、製麺機を天井から吊り下げるなど万全の対策をしていたはずでしたが、今回の浸水は予想を超えるものでした。
●インタビュー
「数十年に一度」のはずの豪雨が、毎年繰り返されるのはなぜか。
九州大学の竹村俊彦教授は、温暖化の影響を指摘します。
●インタビュー
二酸化炭素などの温室効果ガスが増えると、大気が暖められ、気温が上がります。
気温が上がると、海水温も上昇。
蒸発する水の量が増え、大気中により多くの水蒸気が蓄えられるようになります。
水蒸気が増えれば当然、雨の量も増えるのです。
気候の急激な変化による災害は、日本だけにとどまりません。
近年ヨーロッパでは大規模な洪水が起き、アメリカなど様々な場所で干ばつを背景とした山火事が発生しています。
●インタビュー
世界各国の科学者で作る国連のIPCC=「気候変動に関する政府間パネル」は8月、最新の報告書を公表し、地球温暖化の責任は「疑いなく人類にある」と断言しました。
二酸化炭素に代表される温室効果ガスの排出を実質ゼロにしなければ、今後も温暖化による自然災害が増加すると警告しています。
2015年に採択された地球温暖化対策の枠組み「パリ協定」では、産業革命から21世紀末までの気温上昇を「2度」、「可能であれば1.5度以下」に抑えるという目標が盛り込まれましたが、すでに1.1度上昇しています。
●インタビュー
災害は、食糧危機をも引き起こします。
●インタビュー
日本は、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする目標を設定しました。
温暖化を食い止め、私たちのくらしを守るためには、一人一人が現状を認識し、一刻も早く「脱炭素」=二酸化炭素の排出を抑える暮らしに舵を切ることが必要だと竹村教授は話します。
●インタビュー
RKBでは、「Becolorful」をテーマに、SDGsに関する取り組みを紹介しています。
今回は、13番の「気候変動に具体的な対策を」です。
8月の記録的な大雨では、全国の広い範囲で被害が出ました。
毎年のように繰り返される「経験したことがない大雨」。
地球に何が起きているのでしょうか。
そして私たちにできることは――。
<VTR>
8月11日から九州北部などで降り続いた大雨。
佐賀県内の複数の地点では、わずか1週間で「平年1年間の半分」にあたる降水量を記録しました。
福岡県と佐賀県の住宅浸水被害は、少なくとも6900棟にのぼります。
特に被害が大きかった佐賀県武雄市。
2年前にも広い範囲で浸水被害に見舞われました。
●インタビュー
老舗のちゃんぽん店では、2年前の水害を受けて、製麺機を天井から吊り下げるなど万全の対策をしていたはずでしたが、今回の浸水は予想を超えるものでした。
●インタビュー
「数十年に一度」のはずの豪雨が、毎年繰り返されるのはなぜか。
九州大学の竹村俊彦教授は、温暖化の影響を指摘します。
●インタビュー
二酸化炭素などの温室効果ガスが増えると、大気が暖められ、気温が上がります。
気温が上がると、海水温も上昇。
蒸発する水の量が増え、大気中により多くの水蒸気が蓄えられるようになります。
水蒸気が増えれば当然、雨の量も増えるのです。
気候の急激な変化による災害は、日本だけにとどまりません。
近年ヨーロッパでは大規模な洪水が起き、アメリカなど様々な場所で干ばつを背景とした山火事が発生しています。
●インタビュー
世界各国の科学者で作る国連のIPCC=「気候変動に関する政府間パネル」は8月、最新の報告書を公表し、地球温暖化の責任は「疑いなく人類にある」と断言しました。
二酸化炭素に代表される温室効果ガスの排出を実質ゼロにしなければ、今後も温暖化による自然災害が増加すると警告しています。
2015年に採択された地球温暖化対策の枠組み「パリ協定」では、産業革命から21世紀末までの気温上昇を「2度」、「可能であれば1.5度以下」に抑えるという目標が盛り込まれましたが、すでに1.1度上昇しています。
●インタビュー
災害は、食糧危機をも引き起こします。
●インタビュー
日本は、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする目標を設定しました。
温暖化を食い止め、私たちのくらしを守るためには、一人一人が現状を認識し、一刻も早く「脱炭素」=二酸化炭素の排出を抑える暮らしに舵を切ることが必要だと竹村教授は話します。
●インタビュー
この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう