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伝統+革新!花ひらく中津和傘」

平安時代に中国から伝来したと言われる“和傘”。日用品としてだけでなく祭りや芸能にも欠かせない日本が世界に誇る工芸品だ。

しかし、生活様式の変化や 職人の後継者不足により和傘文化は衰退し、日本に現存する工房は、15軒ほどになってしまった。大分県中津市でも昭和初期には70軒以上あった工房が徐々に減り、平成15年に一度途絶えてしまう。江戸時代から受け継がれてきた伝統工芸「中津和傘」を復活させたのが、今吉次郎さん(63) 横浜でのサラリーマン生活などを経て地元に戻り、平成18年に和傘工房「朱夏」を立ち上げた。

特定の師匠を持たず、ほぼ独学で和傘作りを始めたという。 その実力は日本を代表する伝統芸能の本場「歌舞伎座」でも認められている。 現在では、伝統の枠に捉われない、自由な発想で様々な作品を生み出している。
伝統+革新、和傘工芸の新たな魅力に迫る。
<取材先データ>
会社名:和傘工房 朱夏(しゅか)
担当者:今吉次郎さん
住所:大分県中津市鷹匠町901-1
電話番号:0979-23-1820
FAX:0979-23-1820和傘ランプシェード5,000円~

和傘あんどん8,000円~
洋柄の日傘15,000円~

取材後記

今回の番組を制作することになったきっかけは同僚の先輩が 3年前に「工房・朱夏」を朝のレギュラー番組で紹介したことでした。

それを見た自分は色鮮やかな和傘の数々を、 いつか番組の中でご紹介させていただこうと秘かに思い 今回「世界一の九州が始まる!」で取り上げさせていただきました。
江戸時代から続く伝統工芸品ということで、制作している方々もさぞかし 長い間和傘作りをしているのだろうと思いきや、職人歴はわずか11年! しかも、和傘作りは誰から習ったわけでもなく、中津の図書館に残っていた 記録メディアを見て、独学で始めたということにまず驚きました。

主人公は中津を元気にしたいという思いから、町づくりに励んできた 今吉次郎さん。とにかく優しい方で、取材陣の無茶な要望にも笑顔で 答えてくれました。番組の中で傘が回っているシーンがありますが 実は、後ろに「工房 朱夏」の方々が居てくるくる回していただいたり 本当にお世話になりました。

是非、皆さんも中津市に訪れた際には、工房朱夏を気軽に訪ねてみて下さい! スタッフの笑顔が溢れた素敵な工房です。
担当:OBS大分放送 都甲 尚伸

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