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SDGs 注目の「大豆ミート」新規参入が続々~食感は“まるで肉”

<リード>
SDGsの取り組みが広がる中、最近、注目を集めているのが「大豆ミート」です。
大豆の植物性タンパク質をまるで肉のような食感に加工した、いわゆる代替肉です。
多くの企業が開発や販売に乗り出し、新しい商品が続々と登場しています。

<VTR>
食欲をそそるカルビ。
実はこれ、大豆から作られた代替肉の『大豆ミート』なんです。

●記者リポート

全国でチェーン展開するこの焼肉店は、普段は焼肉を食べない人や、健康志向の人にも足を運んでもらおうと、おととし12月から全ての店舗で、大豆ミートを使ったメニューの販売に踏み切りました。

●インタビュー

先月からは、さらに改良を加えて、より大きく肉らしい食感の商品になっています。

●インタビュー

大豆ミートは、大豆の植物性タンパク質を、肉にきわめて近い食感に加工しているのが特徴です。
タンパク質を豊富に含みながら、肉と比べて脂質が少なく、健康意識の高まりを背景に需要が拡大。
2025年度には、国内の市場規模が約40億円に成長すると見込まれています。

熊本市にある大豆ミートの原料のメーカーは、SDGsが普及し始めた1年ほど前から、商品開発の件数が急増し、現在は約300件を抱えます。

●インタビュー

大豆ミートは、牛を飼育し肉が店頭に並ぶまでの過程と比べて、温室効果ガスの排出を9割以上も削減できるほか、将来的な食糧問題の解決にも重要な役割を果たすと期待されているのです。

●インタビュー

福岡市天神の百貨店に入るこの店も、去年の秋から大豆ミートを使った弁当の販売を始めました。

●インタビュー

使っている大豆ミートは、福岡市内の企業が去年発売したもので、常温で1年間保存できる上、水で戻すなどの手間もかかりません。

●インタビュー

来月にはさらに、唐揚げなどに使えるブロックタイプの商品も登場する予定です。

スーパーの店頭にも、大豆ミートの商品が年々増えていて、この店では約40種類が並びます。

●インタビュー

イオングループは、おととしから自社ブランドの大豆ミートも展開しています。
去年の秋には、長期保存ができて使いやすい冷凍タイプの商品を新たに発売しました。

●インタビュー

健康的で環境に優しく、しかも、おいしく使いやすく進化している大豆ミート。
今後、ますます身近な食材になりそうです。

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