PageTopButton

ブラックモンブランの不思議⁉商品開発の現場にカメラが入る!あたり棒はその後どうなるの??竹下社長式「こぼれない食べ方」大公開

創業129年の「竹下製菓株式会社」が生みだしたアイス史に残る革命的なアイス「ブラックモンブラン」は濃厚さとサッパリを兼ね備え、発売から54年でなんと累計販売数は10億本を超えた。
その誕生秘話と人気の秘密、更には5代目社長が挑む攻めの企業戦略に迫る!

ブラックモンブランの美味しさの秘密

街でブラックモンブランに関する疑問を聞いたところ、
「中身の白いアイスは一体なに味なの?」
という声が。
謎を探るべく佐賀県小城市にある竹下製菓の「冷菓工場」にカメラが潜入!

ブラックモンブランは濃厚なアイスクリームではなく、チョコ&クランチとの絶妙なバランスを考え作られたサッパリ味のアイスミルク。
多い日には1日20万本のブラックモンブランを製造し最終確認は人の目と手で行っている。
九州のキングオブアイス「ブラックモンブラン」の人気は美味しさのみならず消費者心理をくすぐる戦略に支えられている。

人気を支える当たりくじに食べ放題!?

竹下製菓のアイスの代名詞ともいうべきなのが「当たりくじ」。
当たりの確率を独自調査したところ、的中率はなんと驚異の44%(番組調べ)
本社には送られて来た当たりくじを早業で正確に確認するスペシャリストもいる。
更には、アパホテル佐賀駅南口店に竹下製菓が運営するレストランがオープン。
ランチを注文したお客さん限定で竹下製菓のアイスが時間内であれば何本でも食べ放題という夢の様なサービスも。人気のブラックモンブランは如何にして生まれたのか?

5代目社長が明かす目から鱗のトリビア

竹下製菓の創業は明治20年代。元々はマシュマロなどの洋菓子の製造から始まり54年前にアイス業界に進出した。
5代目竹下真由(たけしたまゆ)社長がその誕生秘話を語る。
3代目社長、竹下小太郎がモンブラン山を訪れた際に「白いモンブランにチョコをかけて食べたら美味しいだろうな…」そんな妄想を抱き、佐賀に帰ってから生まれたのがブラックモンブランだった。
ちなみに現在のパッケージに使用されているモンブランは、5代目社長が自ら現地で撮影したものである。

また、ブラックモンブランを食べる時、誰もが悩まされるのがクランチポロポロ問題!
目から鱗の解決策を5代目社長が教えてくれる。

未来を見据え攻める九州のご当地アイス

100年企業、竹下製菓が見すえているのは50年後、100年後の未来。
新商品開発を含め攻めの姿勢によって売り上げを着実に伸ばしている。
チロルチョコの松尾製菓アイス部門を竹下製菓が引き継ぎ現在も販売。
九州ローカルアイス界の頂点に君臨している。


新商品「バナナクランチ」は廃棄されそうなバナナを使ったもの。
6月19日から順次販売予定。

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう