「ブラック校則」の見直し“眉毛処理を禁止”“靴下の長さ指定”は理不尽として弁護士会が意見書
合理的な理由がない校則いわゆる「ブラック校則」の問題です。福岡県弁護士会は「見直しは未だ不十分」として改めて福岡市教育委員会などに意見書を提出しました。
ツーブロックはOKになったが・・・
福岡県弁護士会はおととし2月に福岡市立中学校69校の校則を調査し「合理的な理由が説明できない校則や生徒指導は直ちに廃止、もしくは見直すこと」などを求める意見書を提出しました。これを受け、各学校は「アンダーウエア用シャツの単色指定」「ツーブロック禁止」「ポニーテール禁止」など5項目について見直しを終えています。
「眉毛処理の禁止」「靴下長さ指定」は理不尽
福岡県弁護士会はほかにも眉毛の処理を禁止したり、靴下の長さを指定したりするなど理不尽な校則が残っているとして改めて市教委に対し先月29日付で意見書を提出しました。福岡市教育委員会は「各学校では今年度も生徒が主体となって校則検討委員会を行う予定で、意見は承る」と話しています。同様の意見書は福岡県と北九州市の教育委員会、文部科学省にも提出されています。
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