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“オスプレイ配備”防衛省が「24時間態勢」で駐屯地の工事を始める、反対住民は抗議-佐賀

陸上自衛隊の輸送機オスプレイの佐賀空港への配備計画を巡り、防衛省が駐屯地の整備工事を始めました。24時間態勢で休日も工事を進める計画です。

午後3時半ごろに「着工」


駐屯地が整備される佐賀空港西側の土地では12日午後3時半ごろに関係者が工事用のフェンスを設置しました。防衛省は、駐屯地に陸上自衛隊の輸送機オスプレイ17機や約50機のヘリコプターを配備する計画です。一方、現地ではけさオスプレイの配備に反対する住民が集まり、抗議しました。

反対住民は「有明海の環境とノリ漁場を守るという立場からも反対しています」「私たちは絶対納得はしていないということを表すためにも立ちたい」

休日も含め“24時間”工事

 

九州防衛局は24時間態勢で休日も工事を進める計画で、2025年6月末の工事完了を予定しています。佐賀市は、夜間に工事や土砂の運搬を行わないよう求めていますが、九州防衛局は「昼間に実施した場合民間機の離陸、着陸ができなくなる工事もあることから夜間の工事を避けることはできない」と回答しています。

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