「癒やされる……」大人気キャラクター“ちいかわ”も登場　ナガノさんの展覧会開幕　

ＲＫＢ大北瑞季「午前１０時のオープンと同時に、続々とお客さんが訪れています」

福岡市の大丸福岡天神店で１４日から始まったのは、人気キャラクター「ちいかわ」の作者、ナガノさんの展覧会。「ナガノ展～ちいかわ、ナガノのくま、ナガノ作品の原画が大集合！～」です。
会場には下書きのスケッチや原画など２００点以上が展示されているほか、キャラクターと一緒に写真が撮れるブースも設置されています。平日にも関わらず、初日から多くのファンが詰めかけ、１４日の入場チケットは完売となりました。

山口県から家族３世代で来場した方がおられました。

孫「靴もかばんも服も……シュシュもです」
祖母「孫が『この絵を見てすごく癒やされる』って。私は『えっ』て初め思ってたんですけど、見て『ああ、なるほどな』と思いました。すごくすてきですね」
男性「仕事を休んできました、疲れた時に帰って見たりすると癒やされます」
女性「子供が見ていたけど、気づいたら自分の方がはまってたという感じです。こんな風に描かれていたんだって」

「ちいかわ」は、もともとツイッターに連載され、その後単行本になった漫画で、２０２２年にはテレビアニメ化されたほか、「日本キャラクター大賞」のグランプリを受賞。日経トレンディの「ヒット商品ベスト３０」でも２位に入るなど、大ブームになっています。ゆるくて可愛らしい見た目なのに実は働いて生活費を稼ぐなど、キャラクターの設定はとても現実的。時に不条理なストーリーもファンに支持されています。

ＲＫＢ大北瑞季「ちいかわの世界で人気のラーメン店・郎で、キャラクターと一緒に撮影できるスポットも登場しています」

また、ナガノさんの分身だと言われている白いクマ＝「ナガノのくま」や、コロッケにももぐらにも見える見た目がかわいい「もぐらコロッケ」など、ナガノさんが生み出したキャラクターが大集結。独自の世界観で、幅広い層を魅了しています。

「ナガノ展」は７月３日までで、混雑を避けるため入場チケットは日時指定制になっています。