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「神宿る島」沖ノ島の研究施設を!財界から“世界遺産センター”建設の要望書-福岡

2017年に世界遺産に登録された「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群について、調査や研究などを行う施設の建設を求める要望書を地元の財界関係者が21日、福岡県に提出しました。

3万6855人が署名


福岡県庁を訪れたのは宗像大社の葦津敬之宮司と九州電力特別顧問で宗像大社の責任役員の松尾新吾氏などです。宗像市に「世界遺産センター」の早期建設を求める要望書を3万6855人の署名と共に福岡県の服部知事に提出しました。

建設費は“数十億円”規模か

 

2017年に世界遺産に登録された「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群は、8万点にもおよぶ出土品がすべて国宝に指定されています。しかし、宗像市にはこれらの文化財を調査研究し、市民に公開する施設がないことから財界関係者が中心となって「世界遺産センター」の早期建設を求めています。センターの建設には数十億円規模の費用がかかることから、福岡県は「課題をまず協議する」と慎重な態度を示しています。

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