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「公文書公開しないよう強要された」町長を刑事告発へ 近隣議会の市議7人 ごみ処理施設めぐり

福岡県田川地区の8市町村が大任町に委託して建設中のごみ処理施設をめぐり、田川市議7人が大任町の永原町長を刑事告発すると発表しました。「永原町長が田川市の村上市長に対し、情報公開請求された公文書を公開しないよう強要した」と説明しています。


◆「嫌なら出て行って自分たちで建てなさい」
この問題は、田川地区の8市町村が大任町に委託して建設しているごみ処理施設をめぐって情報公開のあり方が問われているものです。田川市議らは7日午後福岡県庁で会見を開き、大任町の永原譲二町長が田川市の村上卓哉市長に対し、情報公開請求のあった公文書を公開しないよう強要したと説明しました。その際永原町長は、建設中のごみ処理施設について、「嫌なら出て行って自分たちで建てなさい」などと発言したということで、市議らは、脅迫罪や強要罪にあたるとして近く刑事告発する方針です。


◆市議は「市民生活脅かす悪質な脅しだ」
田川市議会 佐藤俊一議員「ごみ処理という暮らしに不可欠な行政サービスを盾にした明らかな強要行為であり、市民生活を脅かす悪質な脅しに他なりません」


◆永原町長は「脅していない」
永原町長は7日、RKBの取材に対し、「『出て行け』と言う発言はしていない」「脅していない」と否定しています。

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