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「くうてん」に自社醸造のワインと名物“とりかわ”の店「博多ワイン醸造所 竹乃屋」がリニューアルオープン!

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今年7月21日、JR博多シティ シティダイニングくうてん10階に「博多ワイン醸造所 竹乃屋」がリニューアルオープンしました。「竹乃屋」は「博多ぐるぐるとりかわ」で知られる居酒屋ですが、今回のお店は隣のJRJPビルにある「博多ワイン醸造所竹乃屋 JRJP店」で醸造された「樽出し生ワイン」と「博多ぐるぐるとりかわ」を楽しめるコンセプトショップ的存在。こんな街中にワイナリーがあって、その樽出しワインが楽しめるなんて!と驚きながら訪問してきました。

「もっと身近にワインづくりを知ってもらえる場所をつくり、ワインを楽しむ人の視野を広げたい」という思いで「竹乃屋」がJRJPビルに醸造所をつくったのは昨年6月のこと。同年9月には「エノログ(ワイン醸造技術管理士)」であるスタッフ・高嶋希世美さんが手がけたワインがファーストリリースされました。醸造は1年中行われ、日本の収穫期には日本産のぶどうを、それ以外の季節には季節が逆のオーストラリアやニュージーランドのぶどうが使われています。
まずは隣の醸造所から運ばれてきた「樽出し生ワイン3種飲み比べ」(1,089円)をいただきました。濾過や加熱処理を行っていないため、瓶詰めワインとはひと味違うフレッシュな味わいが特長で微発泡が感じられます。本日のワインは左からキリッとした風味のロゼ「スチューベン」(青森県産)、軽めのタンニンでフルーティーなロゼ「マスカット・ベーリーA」(山形県産)、しっかりとした果実味が感じられる赤「マスカット・ベーリーA」(山形県産)。

合わせるのはもちろん名物「博多ぐるぐるとりかわ」。竹乃屋の鶏皮は肉厚な首の皮だけにこだわっていて、秘伝のタレをつけて焼いては寝かしを繰り返し、72時間かけて完成します。ベーシックな「竹乃屋味」、特製ブレンドスパイスを使った「レッドチリ味」、特製ゆずこしょうスパイスをプラスした「ゆずこしょう味」の3種がありますが、今回は竹乃屋味4本・レッドチリ味3本・ゆずこしょう味3本の10本入った「3種食べ比べセット」(1,716円)をチョイス。1本だと竹乃屋味が176円、その他でも187円なので、これはかなりオトク! どの串も外はカリッ、中はもちもちの食感でワインが進みます。

次にオーダーしたのは「黒豚ホルモン串」(1本429円)。この串があるのは「竹乃屋」の中でもここだけです。鹿児島県鹿屋市にある「鎌田黒豚農場」から直送されてくる豚ホルモンを使い、ハツ・タン元・ガツの3種類が並びます。
「豚ホルモンって匂いが苦手」と思っていましたが、驚くほど臭みがなく、それぞれの部位の味と食感が楽しめます。1日15~20本の限定となるので、オーダー必須ですよ。

ここには串類以外の単品料理も充実しています。博多名物の「ゴマサバ」(759円)は長崎県松浦産の新鮮な真サバを使用。なんとも肉厚で食べ応えがあり、ゴマに味噌を加えた少し甘めのゴマダレも相性抜群です。お酒もワイン以外に、ビールや焼酎、サワーなど種類豊富に揃うので、ワインが苦手な人でも安心です。

「11:00~18:00まではハッピーアワーで生ビール429円、グラスワイン319円、凍結レモンサワー319円、替えサワー209円で提供しています。これから年末にかけてコース料理も登場予定です」と店長の稗田直人さん。JRJP店では菌の関係でチーズが扱えないそうですが、こちらは問題ないので、チーズメニューも考案中だとか。

お店にはテラス席もあり、開放感に包まれてくつろげます。仕事帰りにさくっとワインとおつまみを楽しんで帰る女性客も多いとか。現在、白ワインも仕込み中で10月中旬から登場予定らしいので、白がお好きな方はその頃を狙っていくのもいいかもしれません。

この記事はJR博多シティの提供でお届けしました。

店舗名:博多ワイン醸造所 竹乃屋
ジャンル:ワインダイニング・ワインバー
住所:福岡市博多区博多駅中央街1-1 JR博多シティ シティダイニングくうてん10F
電話番号:092-413-5278
営業時間:11:00~OS21:30
定休日:施設に準ずる
席数:カウンター4席、テーブル32席、テラス16席
個室:なし
メニュー:樽出し生ワイン3種飲み比べ1,089円、グラスワイン539円~、生ビール649円、博多ぐるぐるとりかわ1本176円~、黒豚ホルモン串1本429円、しっとり鶏レバ刺し風539円、手羽先焼(親鶏)1本176円、だし巻き玉子539円、アンチョビポテトサラダ539円、スペアリブ煮込み1,419円、あか牛肩ロースステーキ(150g)1,980円
URL:https://www.umakamonya.com/

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この記事を書いたひと

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