都市直下型の“大地震”を想定してガス会社がシミュレーション、事前シナリオなしで「対応力」問われる場面も
西部ガス(福岡市博多区)は5日、福岡県の警固断層帯を震源に大地震が発生する想定の訓練を実施しました。
社長が本部長の「災害対策本部会議」を開催
総合防災訓練は福岡県春日市を震源とする最大震度7マグニチュード6.7の地震が発生し、二次災害防止のため約13万3000軒のガスの供給を止めるという想定で行われました。道永幸典社長を本部長とする災害対策本部会議を開き、テレビ会議で被災地と本社を結びます。そして要員の派遣に関する手順などを確認しました。
事前シナリオ無しで“柔軟な対応”求められる場面も
西部ガス防災保安部・窪田隆介マネージャー「より臨場感を出して災害の対応力を向上させたく、今年はシナリオレス訓練の範囲を広げて実施しております」
西部ガスは災害対応力の向上と従業員の防災意識を高めようと1983年から毎年訓練を実施しています。
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