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復旧が遅れている農地にボランティア派遣へ 1000ヘクタールが被害の被災地 福岡久留米市

久留米市は今年7月の大雨で被害を受けた農家を支援するため、約28億円の追加補正予算を計上しました。新たに、復旧が遅れている農地にボランティアを派遣することも決めています。

追加補正で約28億円を計上

久留米市の原口新五市長は20日、7月の大雨で被害を受けた農地の復旧のため、9月の追加補正予算として約28億円を計上すると発表しました。

農地1000ヘクタールが被害

久留米市によりますと、7月の大雨では市内のビニールハウスが浸水したり、果樹園に土砂が流入したりしてあわせて1000ヘクタール近い農地が被害を受けていますが、復旧が遅れています。

農地ボランティアを派遣

また、これまで久留米市はボランティアの派遣を家屋の片づけなどの生活復旧に限っていましたが、9月29日からは田畑に入った土砂のかき出しなどを行う農地復旧ボランティアの派遣も始めることにしています。

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