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豚熱の発生から481時間 佐賀県の防疫措置が完了

佐賀県唐津市で発生した豚熱について佐賀県は20日午後9時に防疫措置を完了したと発表しました。

佐賀県は20日午後9時半から豚熱対策本部会議を開き、先月30日に唐津市肥前町切木の養豚場で発生した2例目の豚熱について20日午後9時に防疫措置を完了したと発表しました。動員された作業員はのべ1万2371人。1万364頭の豚を殺処分した後、農場内の消毒や汚染物品の処理などを行いました。来月8日から発生した養豚場から半径3キロ圏内で清浄性確認検査を行い、早ければ来月19日午前0時に移動制限区域が解除される見込みです。

また、野生イノシシが豚熱ウイルスに感染しているか確認する検査は、当初、年間およそ300検体を調査することが決まっていましたが、今回の豚熱の発生を受けて、230検体を追加して検査を強化するとしています。これまで佐賀県内では193頭のイノシシを検査していますが、すべて陰性でした。

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