鎖で縛り暴行の中学校が「対策委員会」設置 「いじめ重大事態」として被害実態を調査 福岡
福岡市の私立中学校で、バスケットボール部の男子生徒が上級生から鉄製の鎖で縛られ体を殴られるなどの暴行を受けていた問題で、学校は25日、いじめの重大事態として対策委員会を設置しました。
中1生徒が上級生から暴行
9月12日、福岡市の私立中学校でバスケ部の1年生の男子生徒が練習後、体育館の倉庫で上級生3人から鉄製の鎖で縛られ、体や顔を平手で殴られたりタオルで叩かれたりするなどの暴行を受けました。
全身にあざ バスケ部を活動休止に
学校によりますと、男子生徒は全身にあざができるなどのけがをし、翌日から学校を欠席しています。男子生徒に対する暴行はこれまでにも複数回行われていたということで、学校は、バスケ部を活動休止としました。
私立学校 校長
「(男子生徒は)精神的にダメージを受けている。教育が行き届いていなかったことを深く反省しています」
カウンセラーなどが調査
中学校は25日、いじめの重大事態として、校長やスクールカウンセラーなどで作る対策委員会を設置し、被害について調査しています。調査が終わり次第、福岡県に報告するとしています。
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