両親殺害事件 長男の元大学生が控訴「量刑に不服がある」 1審判決は懲役24年
今年3月、佐賀県鳥栖市で両親を殺害したとして1審で懲役24年の判決を受けた元大学生の長男の裁判で、弁護側が1審判決を不服として福岡高裁に控訴しました。
弁護側は保護処分を求めていた
1審判決によりますと元九大生の長男は今年3月、佐賀県鳥栖市の実家で両親をナイフで複数回刺し殺害するなどしました。1審で弁護側は、母親についての殺意を否認し父親の学業に対する虐待が事件の原因になったとして少年院への送致などの保護処分か刑罰を科すとしても懲役5年程度の判決を求めていました。
佐賀地裁は懲役24年の判決
1審の佐賀地裁は、今月15日、父親による虐待の影響については認めたものの保護処分については「罪の重さに向き合うには不十分」として懲役24年の判決を言い渡しました。
九大生の元長男が控訴
弁護側によると、この1審判決に対し九大生の元長男は、25日福岡高裁に控訴したということです。控訴の理由については、「量刑に不服がある」としています。
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