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「無罪なのに免許取り消しおかしい」福岡県警側が上告を断念~1審2審は取り消し“無効”

交通事故の刑事裁判で無罪となった女性が運転免許の取り消し処分を無効とすることを求め、1審2審ともに女性の訴えが認められた裁判で、被告側の福岡県警が上告を断念することがわかりました。

1審2審ともに免許取り消し処分は“無効”の判決

 

この裁判は、女性が6年前に起きた重傷事故の刑事裁判で無罪判決が確定したにもかかわらず、運転免許取り消しの処分が継続していることを不服として県に対し処分を無効とすることを求めたものです。

 

 

女性は福岡市に住む元トラック運転手です。1審の福岡地裁2審の福岡高裁ともに女性の訴えを認め、免許取り消しの処分を無効とする判決を言い渡していました。

「判決を真摯に受け止める」福岡県警は上告せず判決が確定へ

 

福岡県警は上告を断念した理由について「判決内容を精査した結果、上告しないこととした。判決を真摯に受け止め、適切に対応していきたい」とコメントしています。

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