豚熱すべての制限を解除 “豚の血液”は斜面から染み出している可能性あり回収を継続
佐賀県唐津市の養豚場で発生した家畜伝染病の豚熱について県は、新たな感染が確認されなかったためすべての制限を解除しました。
養豚場の消毒など防疫措置が完了
佐賀県唐津市では、今年8月に2つの養豚場で豚熱の感染が確認されました。このうち肥前町切木の養豚場では、およそ1万頭の豚が殺処分され9月20日に豚の埋却や養豚場内の消毒などの防疫措置が完了しました。
新たな感染が確認されず 全制限を解除
その後、28日間にわたって周辺の養豚場で新たな感染が確認されなかったことから、佐賀県は、国の指針に基づききょう午前0時にすべての制限を解除しました。半径3キロ以内にある7つの養豚場で豚の移動制限が解除され、畜産関係の車両の消毒ポイントも廃止しています。
豚の血液とみられる液体 大型プールで回収
一方、埋却処分した豚の血液とみられる液体が現在も付近の斜面からしみ出している可能性があるため県は大型プールを設置して回収を続けています。
"豚熱”飼育頭数3割を占める九州でも・・・
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