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「クマじゃなくてよかったけど……」福岡市内でキツネ目撃 鳴き声は「ワン!」 かわいくても寄生虫などに注意

福岡市西区の人里近くで、キツネが目撃されました。映像では犬のようにも見えますが、立派な尻尾。福岡市では別の場所でもキツネ目撃情報があり、専門家は「野生のキツネが人里におりてくることは珍しい」と話しています。

福岡市の山沿いで目撃相次ぐ


キツネが現れたのは、福岡市西区の山沿いにある金武地区。遠くに福岡タワーも見ることができる高台で、すぐ近くには閑静な住宅街も広がっています。キツネと遭遇したのは、近くに住む40代の女性でした。

動画を撮影した女性「最初はヒョコっと顔を出して、ちょっと行っては振り返って、向こうにチョコチョコっと行くような感じ。最初は犬かなと思いましたが、尻尾がフワフワしていて、きれいなんです。まさかこんな所にキツネがいると思わないから、すごくびっくりしました」

さらに毎日犬の散歩をしているという人からも、目撃情報が――。

女性「時々見かけます。「あ、通ったな」と。(目撃するのは)これくらいのちょうどいい気候の時。朝見たり。ちょっと前は、夕方見たりしました。タヌキやアナグマみたいな動物はけっこうな頻度で見ますが、キツネは(そこまで)あまり見ないかも」

10キロ離れた沿岸部でも目撃


一方、沿岸部の福岡市西区田尻でもキツネが目撃されていました。

池松伸也さん「鳴き声が、犬にしてはちょっと甲高いと言うか、ちょっと変わった鳴き声だなあと思っていた」

7月の早朝。朝日を撮影するために波止場を訪れた際、近くの資材置き場から聞こえてきたのが、変わった鳴き声の動物でした。

キツネ「ワン!」

池松伸也さん「しっかり見てみたら、尻尾も長いし、キツネだと思いました。吠えながら追いかけてきたんですよ。威かくですね。その時期、子育てをしていたんじゃないでしょうかね」
 

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