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世界の職人が“トイレ作り”の技を競う「衛陶技能選手権」ヘラやスポンジ使い成形

世界各国の職人が衛生陶器の形を整える技術を競う大会が6日、開かれました。福岡県北九州市に本社を置く住宅設備機器メーカー「TOTO」の「衛陶技能選手権」です。

ロボット自動化が難しく職人技が光る

 

TOTO小倉第一工場で開催された「衛陶技能選手権」には日本を含む9つの国と地域から「成形」を担当する30人の職人が参加しました。職人たちはヘラやスポンジなど様々な道具を使って手のひらサイズのミニチュアトイレの形を整えていきます。この「成形」工程は、トイレの形が複雑で日によって焼く前の土の状況が違うことから、ロボットによる自動化が難しいということです。

新型コロナの影響で4年ぶりに開催

 

この大会は、技術の継承やモチベーションの向上のために毎年実施されていましたが、新型コロナの影響で4年ぶりの開催となりました。

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