裏金問題に揺れる自民 保守分裂見通しの選挙区で2024年を占う 福岡9区
自民党の政治資金問題を受けて検察の捜査が続く中迎えた2024年。今年は衆議院の解散・総選挙のタイミングも注目されます。激選が予想されるのが福岡県北九州市の西部を選挙区とする福岡9区です。3人の立候補予定者の年明けに密着しました。
党本部が「支部長」と認めなかった参院議員は
次の衆院選で鞍替えを目指しているのが、参議院議員の大家敏志氏(56)です。自民党福岡県連は去年、党員投票を実施して大家氏を支部長に推したものの党本部は認めず、福岡9区には支部長を置かない決定を下しました。さらに、年末にかけて自民党の派閥の裏金問題が発覚。政治への不信感が高まる中での年明けとなりました。
参議院議員 大家敏志氏
「自ら思うところを語った中で、政治資金をお願いしていくという形は今後も続いていくんだろうと思います。あとはそれに不信感をもたれないように、どういう集め方をして、どういう使い方をしていくのか、これをきちんとすることが求められると思います」
大家氏の今年の運勢は・・・
参議院議員 大家敏志氏
「結果は中吉です。『願い事、他人の助けにより望み事かなう。急ぐな』」
鞍替えを目指す大家氏のおみくじには、「急ぐな」と書かれていました。
記者「急ぐな」と書いてあったが?
参議院議員 大家敏志氏
「人生全般にあてはまると思います。急いては事をし損じるということがありますから、じっくり地に足をつけて頑張れという示唆を頂いたと思っています」
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