福岡県警が追加部隊を派遣して救助活動を継続…石川県珠洲市で捜索などに従事した82人は帰還【能登半島地震】
能登半島地震で被災した人たちの救助にあたった福岡県警の機動隊員が帰還し10日午後、本部長に活動内容を報告しました。
82人が被災者の捜索や救助活動に従事
福岡県警本部では10日、能登半島地震の被災地から帰還した機動隊員が、活動内容を岩下剛本部長に報告しました。派遣された82人の機動隊員は、今月5日から3日間、石川県珠洲市で被災者の捜索や救助活動に従事しました。報告を受けた岩下本部長は「平素の訓練を十分に生かして役割を果たした。その労苦に心から敬意を表したい」と隊員を労いました。
追加の部隊を派遣して“救助”継続へ
第一機動隊・舟川和希中隊長「木造の家屋は倒壊して、電柱も傾いておりましたし。道路も陥没していて現場まで到達することも本当に厳しいような状況でした」
隊員たちは今月7日、石川県珠洲市で地震発生から6日目に倒壊した住宅から90代の女性が救出された現場にも携わりました。
警察広域緊急援助警備部・舟川和希中隊長「隊員たちが一生懸命、お母さん大丈夫ですかという声かけをしている声がすごくこちらにも響いてきて、隊員たちが一生懸命やってくれていることはわかりました」
現地では、厳しい寒さの中食料や水、衣類などが不足していて、さらなる支援が必要だということです。福岡県警は、追加の部隊を被災地に派遣して救助活動を続けています。
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