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「受験生を痴漢被害にあわせない!」 博多駅長の決意 バックヤードで始まる駅の安全

九州で最も利用者が多いJR九州の博多駅。駅の裏側、バックヤードでは、人の流れを把握し「安全に」「より快適に」と奮闘する駅員たちの姿があります。巨大ターミナル駅の駅長に密着しました。

増える外国人旅行客 みどりの窓口の裏側では


鐘ヶ江理恵駅長
「このあたりから外国のお客様の対応窓口です」

JR九州を利用する外国人観光客の数は、去年6月以降、コロナ前の2018年を上回る月が増えました。行列ができる様子をみて、その時々で、外国人と日本人に対応するブースの数を変えます。
 

1日の利用者は10万人~12万人


JR九州の列車に博多駅から乗車する人は、一日で、10万人から12万人です。制服姿の鐘ヶ江駅長がコンコースにいると、問い合わせしてくる人もひっきりなしです。多くの人が利用するからこそ、より安心して利用してもらいたいと鐘ヶ江駅長は話します。

受験シーズン 痴漢犯罪防止で警察と連携


去年12月。鐘ヶ江駅長を訪ねたのは、福岡県警の警察官です。

福岡県警 警察官
「受験期における痴漢事案対策への協力依頼ということでお願いします」

大学入学共通テスト当日の痴漢犯罪防止のための打ち合わせでした。

鐘ヶ江理恵駅長
「きょうはたくさん警察官の方、私服警察官の方ものってらっしゃいますということでお話して、受験生の方でそういう被害があわれた時は車内できちんと手をあげて、声をあげてお知らせくださいと。助けますというのと、周りのお客さまもそういうことがあったらご協力をお願いしますというのを言うことで、結果として、そのやろうとしている人の敵にみんなが敵になるので、そういう意味でできなくなるかなと思うんですね」

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