「受験生を痴漢被害にあわせない!」 博多駅長の決意 バックヤードで始まる駅の安全
九州で最も利用者が多いJR九州の博多駅。駅の裏側、バックヤードでは、人の流れを把握し「安全に」「より快適に」と奮闘する駅員たちの姿があります。巨大ターミナル駅の駅長に密着しました。
目次
卑劣な痴漢行為 駅長も被害の経験
鐘ヶ江さん自身も、痴漢被害を受けたことがあります。初めて被害にあったのは高校生の時でした。
鐘ヶ江理恵駅長
「初めて痴漢にあったときのこと、忘れないですよね。汗だらっだらですもんね。汗がだらだらでて誰にどうしていいかわからない、これが試験の日だったら大変ですよね」
1月10日、博多駅では、痴漢行為を防止するキャンペーンが行われました。
鐘ヶ江理恵駅長
「痴漢に遭ったら通報をお願いします。通報をお願いします。ありがとうございます」
「車内で遭ったら近くの人にすぐ言って助けてもらってください。ありがとうございます」
13日からの大学入学共通テストの期間中は、列車に私服警察官が乗り込み、車内アナウンスで注意を呼びかけるとともに駅でも監視にあたります。
鐘ヶ江理恵駅長
「昨年はですね、警察の方が取り組みをされていました。今年は我々も一緒に取り組んで、電車内での痴漢もしくは駅でのそういった被害をゼロにしていきたいと考えています」
列車を利用する受験生が安心して試験に臨むことができるようにすることも駅長の大事な使命なのです。安全に、そしてより快適に。鐘ヶ江駅長の奮闘は続きます。
この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう