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体が不自由な入居者の避難は…グループホームで火災想定の避難訓練~阪神淡路大震災から29年

29年前に阪神淡路大震災が起きた1月17日は防災とボランティアの日となっています。福岡県久留米市のグループホームでは、避難訓練が行われました。

体が動かない入居者も…グループホームで避難訓練

17日、久留米市の「グループホームいちょうの杜津福」で行われた訓練は、職員が少ない夜間に、2階から火が出たという想定で実施されました。職員や利用者などおよそ30人が、初期消火から、利用者を避難させるまでの手順や、逃げ遅れた職員や利用者を救出する流れを確認しました。

いちょうの杜 堀江桃子施設長「『火事だ!』と言われてもわからない、ましてや体が動かない方もおられるので、その辺の避難誘導のあり方をもう一度考え直したいと思いました」

久留米市では17日、市内の幼稚園、保育園、小中学校や高校などで、地震を想定した避難訓練が行われるほか、移動系の防災行政無線を使って災害情報を伝達する訓練も行われます。

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