「遠慮したり諦めたりしないで」 自閉症児に特化した学校の元音楽教師が、日本で音楽教室をオープン
アメリカの自閉症児・者に特化した私立学校で長年音楽教師として指導してきた男性が、日本で、音楽教室を開きました。障害の有無や年齢、経験にかかわらず楽しめるのが音楽。型にとらわれない指導方法が、たくさんの人の可能性を広げています。
自閉症児に特化した学校で音楽を教えていた
ふたりが務めていたのは、アメリカ・マサチューセッツ州にある「ボストン東スクール」。自閉症児・者に特化した私立学校で、上野さんは、ジャズプログラムを立ち上げジャズバンドのディレクターとして楽器やアンサンブルを指導しながら生徒たちの発表の場を作ってきました。YouTubeには、自閉症の生徒たちが上野さんの指揮でサックスやトランペットなどを演奏する様子が公開されています。自閉症の子供たちが、音楽を通して変わっていく子供たちの姿に、大きな喜びを感じてきたといいます。
上野要さん
「音楽がひとつのコミュニケーションツールになっていって、音楽をやるからこの子とつながれる、子供たちは『音楽をやったから周囲に認められた』という自信になっていきます。音楽をやってよかったなというところから、自信を持ってほしい」
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