かつては黒田藩の“御用窯”400年以上の歴史持つ「高取焼」
知事指定の特産工芸品となった高取焼は、1602年に今の直方市にある鷹取山のふもとで製造が始まり、廃藩置県まで黒田藩の御用窯として献上されてきました。磁器のような軽さと薄さのほか、きめ細かで繊細な生地や華麗な光沢が特徴で、現在は東峰村や福岡市など6つの市町村で製造されています。
服部誠太郎知事「高取焼が我々の伝統的な特産工芸品のラインナップに加わって頂くことによりまして、伝統産業の振興につながることを期待している」
高取焼振興会 鬼丸祐輔代表「先輩たちのそういう努力とか工夫を我々も引継ぎながらこれからも素晴らしい作品をみなさんに届けて喜んで頂けるように」
福岡県の特産工芸品・民芸品にはこれまで博多曲物や、福津市の津屋崎人形などが指定されていて、今回で36品目となります。
この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう