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蒸した新茶の葉を広げて力強く…機械化の時代に昔ながらの「手もみ」技術競う 有数のお茶産地で

日本有数の茶の産地として知られる福岡県八女市で、昔ながらの手もみ技術を競う大会が開かれています。

全国有数の茶の産地 福岡県八女市


八女市上陽町で開かれているのは、「福岡県八女茶手もみ競技大会」です。この大会は伝統の「手もみ」技術を、若手の生産者に伝えようと毎年実施されているもので、八女地区の生産者19人が参加しています。参加者は、ホイロと呼ばれる熱した台に蒸した新茶の葉を広げ、力強くもんでいきます。茶の加工は、現在、ほとんど機械化されていますが、品質の高い茶を作るため、「手もみ」は欠かせない技術だということです。
 

優勝チームは11月の全国大会へ


生産者
「普段機械で作っているお茶が自分にとっては普通なんですけど、手もみをすると昔の人はこうやって作ってたんだなと。できれば全国で1位を獲ってみたいです」

手もみの動作や茶の香り、味などが、審査の対象となり優勝したチームは、11月に静岡県で開かれる全国大会に出場します。

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